【164】 ３度目 ページ24
潤Side
潤「そ、れ...」
「うん？...スタンガンだけど。
...あぁ、自分が見た時の事、思い出した？」
潤「見た...俺が...？」
「あ〜、記憶喪失っぽいって言ってたな。
メンバーを全員名字のさん付けだしな」
「へぇ...好都合じゃん？」
唯一見える口角を気持ち悪いくらいにあげる男２人。
「逃げろ」と頭からサインが出ているのに恐怖からか動かない。
それ以前に、熱のせいで体がだるいからかもしれない。
「何にせよ、身体動かねぇんだろ？
じゃあ取り押さえなくてもいいし...」
潤「止め...来るなって！...っ、ゲホゲホッ！」
「あ〜ぁ、興奮すんなって。
別に楽にしてやろうとしてるだけじゃねーか」
潤「ゲホゲホッ！...ぅ、放せ...やめろ...って！」
「へいへい、大人しくしてろって。
痛ぇのは一瞬なんだから...暴れると痛ぇぞ」
力の入らない俺は、男２人にされるがまま。
抵抗をしているつもりだけど、涼しい顔で押さえつけられる。
あっという間にベッドに倒され、頭の上で両腕を抑えられ、
片方の男が俺に跨って来て完全に動きを封じられる。
「あっちーな、お前。
早くしろよー...俺が汗かく」
「汗くらい我慢しろよー」
潤「ゲホゲホッ！...はぁっ...はぁっ...」
「行くぞー」
俺の左側にやって来た男の手には、細い注射針。
跨っている男は、俺の服の袖をいつの間にか捲り上げていた。
潤「やめろ...やめっ...ゲホゲホッ！！ぁっ...く...」
「...はい、入った」
「お疲れー...じゃあ帰っか」
そう言うと、跨っていた男は素早く降りた。
「またなー」なんて事を言いながら、
時多さんを病室の中に放り込んでから出て行った。
潤「はぁ...はぁっ.....はぁ...」
何の液体を身体に注ぎ込まれたかわからない。
無理矢理させられた体勢から、俺は動けそうになかった。
時「松本くん...！」
やっと体が動くようになったらしい時多さん。
俺に声を掛けながら、携帯で誰かに電話を掛けだした。
時「時多です...先生いらっしゃいますか？
お願いです、松本くんの病室に...早く...！」
潤「はぁっ...はぁっ....ぁ、う...」
急に目の前が徐々に白くなり始めた。
それは目を閉じても変わらず、目の前はただ白い世界に変わった。
潤「時多さ....どこ...？」
時「え？...こ、ここです！！」
声は聞こえる...目は見えない...。
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潤々♪(プロフ) - パニックで焦る潤君を自分の傷など意に介さず優しく包み込む和…凄く良かったです(^ ^)記憶を取り戻す為に頑張りたい潤君とそんな彼を守りたいメンバー＆マネ達の絆が素敵♪でももう少し忍び寄る犯人を回避しきれず更に傷ついちゃう潤君が見たい…(ドSですみません^^;) (2013年7月23日 13時) (
レス) id: 16832a2e09 (このIDを非表示/違反報告)
Aria*(プロフ) - 潤々♪さん» じゃあニノにお願いしましょうか(笑)私も迷ってたので嬉しいです＾＾ありがとうございますm(_ _)mあ、ならよかったです(笑)これからもいつの間にかなくなっていてもお気になさらず！！ (2013年7月15日 11時) (レス) id: a3f0149fbd (このIDを非表示/違反報告)
潤々♪(プロフ) - う〜ん・・・悩んじゃうなぁ(^_^;)どの組み合わせも好きなんですよね(*^^*) でも今のタイミングなら、名前の事でちょっと弱ってる和かな…呼び方は変わらないけど頼られてる的な(^ ^)…でも他の兄ズも大好きなので流れでいいですよ♪手の怪我は私も忘れておりました(笑) (2013年7月15日 11時) (レス) id: 16832a2e09 (このIDを非表示/違反報告)
Aria*(プロフ) - 潤々♪さん» すいません＾＾；お気付きかもしれませんが、潤くんの手の怪我がいつの間にか治ってるんですね(笑)包帯がいつの間にかとれまして...忘れてました☆移行しちゃうと忘れるんですよね〜...スルーでお願いしますm(_ _)m縋り抱かれるのは誰がお好みですか？♪ (2013年7月15日 10時) (レス) id: a3f0149fbd (このIDを非表示/違反報告)
潤々♪(プロフ) - くくくっ(*^^*)Ariaさんにも分からないなら謎のままですね…(笑) 作者様的に、そこ突っ込まないで欲しいなぁ〜とかスルーして欲しいなぁ〜って事ありますよね…申し訳ない(^_^;) 怯えてメンバーに縋り抱かれて眠る潤君が守ってあげたくなる可愛さでお気に入りです(^ ^) (2013年7月15日 10時) (レス) id: 16832a2e09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aria* | 作成日時：2013年6月2日 9時
