【32】 ページ33
Aside
「櫻井先輩…俺、嬉しいです！」
「素直な気持ちを言ってみただけだもん。もう、大野さんの力を借りなくても僕は生きていける。まぁ、その代わり、相葉君に支えてもらうけどね。」
「櫻井先輩っ！」
俺は櫻井先輩を抱きしめた。
二人の体温が共有されていく。
大野先輩に許されたんだから、正真正銘の恋人同士だ。
「相葉君、その、櫻井先輩っていうのやめてほしいなぁなんて思ったら？」
「えっ？」
「櫻井先輩って他人行儀っていうか、翔って名前があるから、その…。」
「じゃあ、翔先輩！」
「う、うん/////」
「翔先輩、俺を相葉君って呼ぶのやめません？雅紀君です！」
「ま、雅紀君っ/////」
照れて、可愛い。
女子みたいに可愛い。
・
・
・
部活中も目が合えば、櫻井先輩、いや、翔先輩は優しく微笑んでくれる。
「雅紀さぁー、凄い幸せオーラが溢れてるんだけどー？」
「えっ？松潤、凄いね！」
「まさか…櫻井先輩？」
松潤は声を小さくして、俺と松潤だけが聞こえるレベルで話す。
「正解！」
「マジ！？」
「うん！エイプリルフールじゃないから、マジだよ！俺、正真正銘の恋人同士になったの。」
「おめでとうだな。」
松潤は俺の頬をツンツンしてバカにしつつ、祝福してくれた。
「まぁ、櫻井先輩を狙う奴は多いと思うけど、頑張ってね。」
「俺が守るから、大丈夫。」
・
・
・
部活を終えてから、保健室の前。
「櫻井君。」
「二宮先生？」
「元気そうでなによりです。」
「…こんな僕でも、幸せになっていいって分かったんです。」
「ええ。幸せになってはいけない人間なんて存在しませんからね。これからもお幸せに。」
「…はい。」
・
・
・
「翔先輩！」
「雅紀君、大声でやめてよねー。一緒に帰るんでしょ？」
「はい！」
俺は翔先輩と一緒に帰る。
同じ部活にして正解だよね！
学校から少し離れると翔先輩は俺の手を握ってきた。
「翔先輩？」
「…恋人でしょ？」
相変わらず、敵わないなぁ。
大胆な事してるくせに、翔先輩、緊張してたのか知らないけど、手が熱い。
「翔先輩、好き。」
「うん///// 雅紀君、僕も好き。」
俺は翔先輩の唇にキスを落とす。
あぁ、恋人なんだ。
嬉しくて、幸せ過ぎて、俺…。
「翔先輩、泊まってもいいですか？」
「唐突だね。でも、来なよ。その代わり、料理担当、任せるよ。」
「はいはい。」
翔先輩、大好きです。
僕、この日をどれだけ待ってたか…。
終わり
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山風無限(プロフ) - さくらさん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�検討させて頂きます！そろそろ、コメントを踏まえてストーリーを進めないといけないので、結果はお楽しみにしていて下さい！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月26日 23時) (
レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 1 でお願いします！ (2017年1月26日 23時) (レス) id: acb138d43d (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - ヨッシ〜さん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�確かに大野さんは怖い感じを醸し出してますね！検討させて頂きます！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシ〜(プロフ) - こんばんは。�，任�願いします。どんどん大野さんが変化していって怖いです。やはり櫻葉でお願いします。 (2017年1月23日 21時) (レス) id: 5fc4fb2792 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - あきこさん» コメント、ありがとうございます！�△任垢諭�検討させて頂きます！山の関係性は作者も大好きです！これからも作者の作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
| 作成日時：2016年11月26日 12時
