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Sside
翌日、僕はお見舞いに来てくれた人達によって何とか熱が下がり、いつも通り、学校に行けるようになった。
〜♪♪
何だろう？
メールの受信音だ。
『翔、愛してる。俺の元に戻って来い。』
僕を苦しめるあの人からのメールだった。
もう、謹慎が終わったのだろうか？
「しょう、顔色が悪いけど、大丈夫か？」
「あっ、うん！サッカーの練習にソワソワしてて、ボーッとしてたからかも。」
「なら、良いけどさ。」
大野さん、僕は最低だよね。
心配してくれているのは、大野さんなのに、僕はそれを裏切って、嘘ついて…。
「櫻井先輩！」
「松本君、昨日はありがとうね。今日は練習、ガンガンやるからね？」
「はい！あの、雅紀がサッカー部に入部したいと言ってるんですけど、大丈夫ですか？」
「うん！是非、入って欲しいね！彼、サッカー部に向いてた人材だもんね！」
いつもの僕、いつもの僕を演じるんだ。
僕は病み上がりだからって、部活を休むのは違うと思う。
みんなの期待に応えてこそ、キャプテン兼部長としての信頼が高まっていくんだ。
後輩も頑張ってくれてるし、負けられないな。
「櫻井先輩、これから、宜しくお願いします！俺、頑張ります！」
「うん。宜しくね、相葉君。」
期待の新人も入ってくれた事だし、僕はワクワクしながら、練習を始めた。
ハードな練習を終え、僕は一人で帰る。
後輩達は優しいからか、僕を気遣って、一人にしてくれたのだろう。
疲れが溜まったからか、僕は公園のベンチで少し、休んでから帰る事にした。
辺りは暗くて、電灯が輝いている。
ここの公園、確か、あの人と出会った時の…忘れるんだ。
あの人の事を考えたら、頭が痛くなって、身体が震えて、どうしようもなる。
まだ、家じゃないんだから、考えたらダメだ。
「・・・来てくれたんだ。」
「えっ？」
「・・・流石は・・・俺の翔。」
「そ、その声はっ！？」
隣に腰掛けてきたのは、紛れもなく、僕を苦しめる「あの人」だった。
黒いパーカーを着て、僕からは顔が見えないようにしている。
あの人は金髪で目が澄んでて、綺麗なのに、心は歪んでいるんだ。
「ちゃ〜んと覚えててくれてるんだ。」
「い、嫌だっ！」
ベンチから立とうとしたが、あの人の手が僕の腰を掴んでいる為、立てない。
僕を逃さないつもりか！
「翔、俺の相手してよ。」
「や、やぁっ！」
「いつでも、翔は良い声で啼くなぁ。」
僕は身体が震えて、ただ、俯く事しか出来なかった。
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山風無限(プロフ) - さくらさん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�検討させて頂きます！そろそろ、コメントを踏まえてストーリーを進めないといけないので、結果はお楽しみにしていて下さい！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月26日 23時) (
レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 1 でお願いします！ (2017年1月26日 23時) (レス) id: acb138d43d (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - ヨッシ〜さん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�確かに大野さんは怖い感じを醸し出してますね！検討させて頂きます！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシ〜(プロフ) - こんばんは。�，任�願いします。どんどん大野さんが変化していって怖いです。やはり櫻葉でお願いします。 (2017年1月23日 21時) (レス) id: 5fc4fb2792 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - あきこさん» コメント、ありがとうございます！�△任垢諭�検討させて頂きます！山の関係性は作者も大好きです！これからも作者の作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
| 作成日時：2016年11月26日 12時
