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Sside
風邪、引いちゃった。
大野さん、絶対、心配しているよね。
でも、僕の事、嫌いになったよなぁ。
「相葉君、松本君、ありがとう。」
「そんな事、無いです！櫻井先輩、早く風邪を治してサッカーしましょうね！」
「そうですよ！松潤がサッカー出来なくてソワソワしてるんですから！」
「ゴホッ、本当にありがとう。早く治る事を期待してるよ。」
それから、置き土産を置いて、頼れる後輩二人組は帰って行った。
独りかぁ。
何か一気に寂しいな。
僕はずっとベッドの中でサッカーのフォーメーションや戦術を考えていた。
ガチャッ！
「しょう。」
こんな時にも大野さんの声。
どうせまた、幻か。
「しょう。大丈夫？」
「えっ？ほ、本当に、い、居る。」
「ん？しょう、まさか、おいらが来るなんて嘘だって思った？」
僕は力無く頷いた。
大野さんは優しく笑っていた。
「しょう、風邪、大丈夫…って、大丈夫な訳が無いよね。さっき、しょうの後輩君達に会ったよ。先にお見舞いに来てくれたんだね。」
「うん。僕、嬉しかったんだよ。」
「…そっか、良かったね。」
何か、気まずい。
大野さんと色々あったから、上手く話せない。
全部、僕が悪いんだけどね・・・。
「しょう、どうしたの？」
「えっ！」
「こっち向いて？」
そう言われて、大野さんと目が合う。
その瞬間、
「んんっ！」
大野さんにキスされた。
風邪、移すかもしれないんだよ？
何でキスなんか・・・。
長い長いキス。
僕は呼吸をしたくて、離れた。
「…しょう。」
「ゴホッ、大野さん、何で？何でキスしたのっ！貴方に風邪を移すかもしれないんだよ？」
「そんな大きな理由は無いよ？ただ、おいらがしょうとキスしたかったから。」
それでも、嫌だよ。
僕は信頼出来る貴方とキスしたくないっていう訳じゃない。
大野さんが自己犠牲を払ってまで、キスする理由にならない気がするんだ。
「しょう。」
「・・・風邪が治ったら、キスして///// 僕が風邪を引いている時は止めてよ。」
大野さんは何を考えているんだろう？
偶に分からなくなる。
「しょう、おいら、今日は帰るよ。」
えっ？
もう、帰っちゃうの…？
大野さんの背中を見て、僕は思わず、手を伸ばすが、届く筈もなくて…。
また、独りになっちゃうんだなぁ。
「ま、まっ、て・・・。」
「しょう？」
待ってという言葉すら、言えないのか。
僕は本当にダメだな。
そんな時、大野さんは僕の手を取った。
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山風無限(プロフ) - さくらさん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�検討させて頂きます！そろそろ、コメントを踏まえてストーリーを進めないといけないので、結果はお楽しみにしていて下さい！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月26日 23時) (
レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 1 でお願いします！ (2017年1月26日 23時) (レス) id: acb138d43d (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - ヨッシ〜さん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�確かに大野さんは怖い感じを醸し出してますね！検討させて頂きます！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシ〜(プロフ) - こんばんは。�，任�願いします。どんどん大野さんが変化していって怖いです。やはり櫻葉でお願いします。 (2017年1月23日 21時) (レス) id: 5fc4fb2792 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - あきこさん» コメント、ありがとうございます！�△任垢諭�検討させて頂きます！山の関係性は作者も大好きです！これからも作者の作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
| 作成日時：2016年11月26日 12時
