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Nside
「ごめんなさい、ごめんなさい、僕が悪かったんです、天罰を受けて正解なんです。」
櫻井君はうずくまって、耳を塞ぎ、ブルブルと体を震わせていた。
「櫻井君！」
「い、いやっ！こ、来ないで！」
私は櫻井君の肩を触ろうとした時、櫻井君は私の手を思い切り、弾いた。
拒絶の印と言ってもいいレベルだ。
「櫻井君、櫻井君！」
「ん、に、二宮先生？」
櫻井君は私を見て、少し安堵していた。
私は仕方無く、大野君に連絡を入れて、相談室に来てもらう事にした。
「しょうっ！」
「大野さんっ！」
櫻井君は神にでも縋り付くように大野君の所へ向かった。
「怖かったな、櫻井君。」
大野君は櫻井君の頭を優しく撫でていた。
櫻井君も嬉しそうだった。
何だろう？この空間は・・・。
二人の空気感、私には作れない感じ。
「し、しょうって、よ、呼んでくれないの？」
「いきなり、な、何を言い出すんだ。櫻井君。一度、保健室に行こう。そこで休もう。」
「僕・・・怖かったのに。大野さんは僕の味方をしてくれるって言ってたんじゃないの？」
櫻井君は苦しそうな表情を浮かべながら、大野君に向けて言った。
でも、大野君は櫻井君の事を「しょう」って呼んでいた事があったっけ？
この二人の関係性って、ホント、よく分からないですね。
「・・・櫻井君。」
「何なんだよ、大野さん！僕、もう、分からないよっ！！」
櫻井君はそう言うと相談室から、走り去ってしまった。
「櫻井君！クソッ、しょう！」
大野君は追いかけるか追いかけないか、迷っていて、立ち止まっていた。
「大野君、行くべきです！櫻井君を救えるのは親友の大野君でしょう？」
「おいら、行っていいんですかね。今、櫻井君に拒絶された。立ち直れなそうになった。」
「ちゃんと向き合えば、櫻井君も許してくれると思います！頑張って下さい！」
大野君は頷いて、櫻井君を追いかけた。
これぞ、青春みたいな？
私も憧れますね。
櫻井君は羨ましいですね。
色んな人に愛されて・・・。
まぁ、まず、櫻井君を襲った、あの先生をどうにかしないといけませんね。
どうしましょう。
櫻井君の証言だけでは、まだ、説得力が足りない気がする。
櫻井君が嘘の供述をしてると主張し続ければ、先生は辞めない。
物的証拠が掴めていない今、先生を辞めさせる事は私には出来ない。
どうにか、重要な証拠が掴めれば・・・。
私は悩んでいた。
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山風無限(プロフ) - さくらさん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�検討させて頂きます！そろそろ、コメントを踏まえてストーリーを進めないといけないので、結果はお楽しみにしていて下さい！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月26日 23時) (
レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 1 でお願いします！ (2017年1月26日 23時) (レス) id: acb138d43d (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - ヨッシ〜さん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�確かに大野さんは怖い感じを醸し出してますね！検討させて頂きます！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシ〜(プロフ) - こんばんは。�，任�願いします。どんどん大野さんが変化していって怖いです。やはり櫻葉でお願いします。 (2017年1月23日 21時) (レス) id: 5fc4fb2792 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - あきこさん» コメント、ありがとうございます！�△任垢諭�検討させて頂きます！山の関係性は作者も大好きです！これからも作者の作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
| 作成日時：2016年11月26日 12時
