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Sside
ミーティングを終え、僕ら部員はロッカールームで着替える。
僕はいつも、早く着替えて他の部員に鍵を託して、出て行くのだが、今日は偶々、遅かった。
すると、
「今日の櫻井さん、調子悪かったのかな？」
「確かに。ボールが後輩の方へ行くなんて、いつもの櫻井さんじゃあり得ないよな。」
「いつもなら、余裕綽々でシュートを決めてくれるのにさ。」
ロッカールームは異様に静かだった。
僕が居ないと思って話しているのだろうか？
僕は怖くなった。
こうやって言われるのは、今日だけじゃないんだろう。
陰口なんて、慣れているはずなのに。
なのに、怖い。
体が震えて、僕は自分で肩を抱く。
「ヒィッ！」
息苦しい。
正常に呼吸が出来ない。
『誘ってるのか？お前は俺のなのに、色んな奴を誘惑しやがって。』
『俺にだけ、尻尾を振ればいいんだよ。』
あの時の記憶がっ！
嫌だ。
僕に触れないで。
こっちに来ないで。
「うぅっ・・・あぁっ。」
『俺から逃げたって、無駄だ。お前は一生、俺からは逃れられないんだからな。』
僕は貴方から、逃れられない。
声を出したら、部員にバレてしまう。
これからの部活を気まずくさせたくない。
「ハァハァッ、嫌だ。神様、僕を許して。誰かこんな汚い僕を許してよぉ。」
震えを抑え、僕はゆっくり立ち上がる。
何とか、一人で解決出来た。
大野さんに助けてもらってばかりじゃ、僕はこれから先、生きてけない。
再び、僕は着替える。
制服に着替えた僕は自分のロッカーを閉めた。
いつの間にか、陰口を言っていた部員達はロッカールームから、居なくなっていて、僕一人だった。
何だか、ロッカールームから出るのが嫌になってくる。
みんなが僕を嘲笑っているかのような感覚に陥って、気分が悪い。
あの時の嫌な記憶が頭の片隅にこびりついて、離れない。
まさか、僕は、まだ、彼を求めているのか？
彼の事を忘れられず、未練があるのか？
僕は首を横に振り、忘れようとした。
「櫻井。」
「先生。どうかしましたか？」
「ちょっと来い。」
僕が得意な社会の先生。
面白くて、優しい人気の先生だ。
どうしたんだろう？
僕、先生に何かやらかしたかなぁ？
相談室に連れて行かれ、先生は僕が入ったら、相談室の鍵を閉めた。
「櫻井。」
「な、何ですか？」
先生は僕を床に押し倒した。
先生は僕の上に跨った。
何なんだ。
怖いよ。
怖いよ、先生。
大野さん・・・助けて。
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山風無限(プロフ) - さくらさん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�検討させて頂きます！そろそろ、コメントを踏まえてストーリーを進めないといけないので、結果はお楽しみにしていて下さい！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月26日 23時) (
レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 1 でお願いします！ (2017年1月26日 23時) (レス) id: acb138d43d (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - ヨッシ〜さん» コメント、ありがとうございます！�，任垢諭�確かに大野さんは怖い感じを醸し出してますね！検討させて頂きます！これからも作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシ〜(プロフ) - こんばんは。�，任�願いします。どんどん大野さんが変化していって怖いです。やはり櫻葉でお願いします。 (2017年1月23日 21時) (レス) id: 5fc4fb2792 (このIDを非表示/違反報告)
山風無限(プロフ) - あきこさん» コメント、ありがとうございます！�△任垢諭�検討させて頂きます！山の関係性は作者も大好きです！これからも作者の作品を宜しくお願い致します！！ (2017年1月23日 21時) (レス) id: 2ea08a95cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山風無限
| 作成日時：2016年11月26日 12時
