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『･･･西蔭ぇぇぇ！！！！！』
更衣室から出てくるなりAはドタバタと走り廊下にいた西蔭と悠馬の前へと現れた。
西蔭「はい、なんでしょうか？･･･あと、髪をちゃんと拭いてください、風邪をひきます。」
『なんでしょうか？っじゃない！？わざとでしょこれ！！』
Aは自分の髪に人差し指を指す。赤いメッシュが施されていた。かっこよく言うとメッシュなのだが、いうなれば塗り忘れとも言う。
西蔭「お似合いです。」
『いやっそうじゃなくって！！』
悠馬「よく似合ってるよ、A。」
『悠馬まで･･･もうっ！！いいもん、後で自分で染めるからっ！！』
頬をふくらませてAは再び更衣室へと入っていく。その背中を見つめていると悠馬が口を開く。
悠馬「･･･なんで、残したんだい？」
西蔭「なんとなくなんですけど･･･。まぁ、幼馴染に同感したと言いますか。」
悠馬「幼馴染･･･？あぁ、茜ちゃんと灰崎くんのことか･･･。」
西蔭「･･･はい。」
西蔭はなんとなくさっきの会話を思い出した。�犒�われる覚悟�瓩修譴�13歳の少女にはどれだけ苦しいのだろうか。それを形で表して後に戻れなくしている少女を西蔭はなんとなく戻れる場所を残したくなった。
悠馬「･･･ぼくの妹に惚れたのかい？」
西蔭「なっ！？何いってるんですか野坂さん！！違いますよっ！！」
悠馬「はははっ･･･冗談だよ。」
冗談と本気の境目が分からないと思いながらも西蔭は思うことを呟く。
西蔭「ただ俺は･･･野坂さんも･･･アイツも支えたいと･･･そう思っただけです。」
悠馬「なんか、プロポーズみたいだね。」
悠馬は茶化すようにぼそっと呟く。すぐさま西蔭が焦った声で訂正をする。
西蔭「野坂さんっ！！俺は真面目にですねっ」
悠馬「分かってるよ･･･ありがとう、Aに気を使ってくれて。僕がそばにいれない時はAのことよろしくね。」
西蔭「はい、分かってます。」
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きざみん - 面白い作品ですね！これからも頑張って下さい！ (2022年1月15日 22時) (
レス) @page35 id: 9835f2cbf2 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫(プロフ) - イナズマイレブンサイコー!!!!!!!!!!!!!続きください!!!!!!!!!! (2021年10月26日 20時) (レス) @page35 id: eeb0e1af4c (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 灰崎君と夢主ちゃんがどこで出会うのか楽しみにです！続きとても楽しみにいています(^o^)/ (2020年6月1日 12時) (レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
ナギデビル(プロフ) - いまいましいことなんですけど暗殺教室や僕のヒーローアカデミアなど書いてくれると嬉しいです。よろしくお願いします（＊＊） (2019年3月27日 21時) (レス) id: 254e8a5b03 (このIDを非表示/違反報告)
蝶華(プロフ) - 楓さん» コメントありがとうございます(*´ω｀*)杏奈ちゃん好きなので登場してもらいました（笑）まだ、灰崎と会うのは時間かかりそうですが更新頑張るのでよろしくお願いします(*´`) (2018年12月25日 7時) (レス) id: f76049d4a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶華 | 作成日時：2018年11月13日 4時
