オオカミ青年。【1】 ページ37
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石｢マサさん、好きだよ。｣
突然抱きたくなる瞬間がある。
優しくベッドに押し倒す。
柳｢…な、なに。｣
石｢抱きたくなった。｣
柳｢い、いま？｣
石｢今。｣
真っ直ぐにマサさんの目を見る。
なんだろうな、
こう、ぐわっと何かに襲われるような感覚になって
どうしようもなくマサさんに触れたくなるのだ。
自分が今まで恋愛をしてきたなかでも
そんな風になったことは、正直ない。
石｢いい、？｣
柳｢…っ、｣
石｢…いや？｣
少し困ったような表情を浮かべて
目線を泳がせる。
やはりまだ、抵抗があるのだろうか。
抱かれてしまえば、いつだって
簡単にその快楽に呑まれてしまうというのに。
石｢嫌ならやめるよ？｣
この行為自体は、
マサさんも嫌いじゃないとは思うんだけどなぁ。
分かっていても、確認したくて
意地悪に尋ねてしまう。
柳｢…ゃじゃ、ないけど、｣
石｢ん？｣
柳｢嫌じゃ、ない。｣
一方的だった視線が交わる。
たったそれだけで、
俺の心臓は、これでもかという程に締め付けられるのに。
石｢じゃあ、触れるね、？｣
柳｢いちいち確認すんな、！｣
石｢ふふ、ごめんね。｣
額にキスをする。
こういう衝動に駆られた時は、
無性にキスをしたくなる。
額から、
首、
鎖骨、
Tシャツの襟を引っ張って、
胸あたりまで順々にキスをしていく。
柳｢…ん、｣
襟の伸びの限界で、
胸あたりをずっと彷徨っていたら、
潤んだ瞳で俺に訴えてくる。
柳｢…祐希っ…｣
石｢なに？｣
精一杯の優しい声色で聞き返す。
その言葉が欲しくて。
マサさんからの言葉が欲しくて。
こんな時に、ずるいかもしれないけど。
柳｢…っ、｣
石｢言ってくれなきゃ、分かんないよ？｣
柳｢性格悪い…｣
俺を睨む。
そんな目で睨まれても、
煽られてる気にしかならないんだけどなぁ。
それでも、誘惑に負けてはならない。
石｢いいよ、性格悪くても。｣
柳｢…嫌い。｣
石｢えー、それは悲しいな。笑｣
柳｢…早く、｣
石｢ん？｣
柳｢早くちゃんと触れってば、！｣
あと少し。
石｢でも、、俺の事嫌いなんでしょ？
じゃあ、ダメだよ。
俺はマサさんの事好きだから、マサさんの嫌な事は出来ない。｣
柳｢…っ、、
俺も、、祐希のこと好きだからっ、!!
…早く触れよ、…///｣
ほら、
俺が欲しかった言葉。
石｢ん、承知致しました。｣
.
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嵐崎yui(プロフ) - ピッピッさん» 自分の中でも、まだ書きたい気持ちがあったので、やることにしました!喜んでくれてる人がいると、ホント嬉しいです(><)不安定ペースになったりしちゃうかもですけど、ぜひぜひこれからも一緒に石柳を推していきましょう、。笑 (2020年7月5日 20時) (
レス) id: 1fac2f6d1c (このIDを非表示/違反報告)
ピッピッ(プロフ) - わぁーい☆続編、書いてくださるのですね。すっごく嬉しいです。また楽しみが増えました♪ありがとうございます。長くても全然飽きません(^-^)vこれからも更新楽しみにしてます。あっっでもあまりムリしないでくださいね☆嬉しいニュースありがとうございますm(__)m (2020年7月5日 19時) (レス) id: 02e969821e (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - ピッピッさん» ありがとうございます泣 そうなんですよね…書きたい話もあるので、、続けたいなとは思ってるんですけどね…(-＿-)ｳｰﾑ でも、本当にそんな風なことを言って貰えて嬉しいです！泣 ありがとうございます^^ (2020年7月3日 20時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピッ(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます。続編楽しみにしてます。私の希望としては、終わって欲しくないです(涙)お話が大好きなので。でも、毎回更新されるのは大変な事だと思います。どうか無理なさらないでくださいね。 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 02e969821e (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - 夏さん» ありがとうございます。看病系ですねー、了解しました！またキリが着いた時に書いてみます！リクエストありがとうございます。 (2020年5月16日 21時) (レス) id: f8805aa9b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐崎yui | 作成日時：2020年4月18日 20時
