波乱の訪れ 【13】 ページ32
次の日、
乃愛ちゃんからメールが来ていた。
『急に帰っちゃうなんてひどい！！
…でも、おかげ様で、私分かっちゃった。
祐希君の好きな人って、あの人なんでしょ？
あの人を見た瞬間の祐希君の顔、恋する乙女だった。笑』
…さすがに分かるよなぁ、。苦笑
『まさか男の人だったとは思わなかったけど、でも、あの祐希君の顔と
あの人の必死さ見たら、そりゃ私の入る隙なんてないなって思ったよ。
だから祐希君のことは諦めるね。
でも、これからは友達として仲良くしてほしいな。』
！！
諦めてくれた。
あんなに俺が苦労してたことを、
マサさんが一瞬で解決してしまった。
なんだか悔しいな。
石「マサさーん、乃愛ちゃん、諦めてくれたよ。」
柳「そうなの？良かったな。」
事も無げに言われるから、
昨日のことが嘘みたいで、
少し拗ねてしまいそうになる。
石「でも、友達としては仲良くしてほしいってーーー」
柳「友達ならいいじゃん。」
石「…もうヤキモチやいてくれないの、」
柳「めんどくせぇな。友達なら、止めない」
相変わらずのソルティさに
シュンとなる。
仕方なく乃愛ちゃんへのメールの返信を考える。
『ありがとね。友達としてなら、ぜひ。』
我ながらシンプルだな、。
すぐに返信が返ってきた。
そこには
『良かった。笑
あ、でも、もし祐希君がフラれちゃったら、私が貰ってあげるからね。笑』
石「マサさん、見て見て！！」
マサさんが妬いてくれることを期待して、
ケータイの画面を自慢げにかざす。
片手に水を持ったマサさんは立ち止まって、
その文を読む。
読み終わると、俺を冷めた目で見つめて
空いていた方の手で俺の鼻を摘まむ。
石「いたっ」
柳「そんな妬いてほしそうな顔しても、そんな上手くはいかないからな。」
石「そんなぁー」
そのまま、ソファの方に行ってしまうので追いかける。
柳「それに。
その仮定は一生実現しないから、何とも思わないな。」
石「え、それって、！！嬉」
柳「だから、いちいち犬みたいに尻尾振るな！」
石「一生ついていきます、ご主人様。笑」
柳「ばかだな、笑」
俺を見て笑ったマサさんがあまりにも優しい顔だったから、
ドキッとしてしまう。
これじゃあ、彼女の言う
‘恋する乙女の表情’もあながち大袈裟じゃないんだろうな、、。
石「…はずかし。」
柳「ん？」
石「何にもない！！」
これにて、一件落着。
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嵐崎yui(プロフ) - ピッピッさん» 自分の中でも、まだ書きたい気持ちがあったので、やることにしました!喜んでくれてる人がいると、ホント嬉しいです(><)不安定ペースになったりしちゃうかもですけど、ぜひぜひこれからも一緒に石柳を推していきましょう、。笑 (2020年7月5日 20時) (
レス) id: 1fac2f6d1c (このIDを非表示/違反報告)
ピッピッ(プロフ) - わぁーい☆続編、書いてくださるのですね。すっごく嬉しいです。また楽しみが増えました♪ありがとうございます。長くても全然飽きません(^-^)vこれからも更新楽しみにしてます。あっっでもあまりムリしないでくださいね☆嬉しいニュースありがとうございますm(__)m (2020年7月5日 19時) (レス) id: 02e969821e (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - ピッピッさん» ありがとうございます泣 そうなんですよね…書きたい話もあるので、、続けたいなとは思ってるんですけどね…(-＿-)ｳｰﾑ でも、本当にそんな風なことを言って貰えて嬉しいです！泣 ありがとうございます^^ (2020年7月3日 20時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピッ(プロフ) - いつも、楽しく読ませて頂いてます。続編楽しみにしてます。私の希望としては、終わって欲しくないです(涙)お話が大好きなので。でも、毎回更新されるのは大変な事だと思います。どうか無理なさらないでくださいね。 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 02e969821e (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - 夏さん» ありがとうございます。看病系ですねー、了解しました！またキリが着いた時に書いてみます！リクエストありがとうございます。 (2020年5月16日 21時) (レス) id: f8805aa9b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐崎yui | 作成日時：2020年4月18日 20時
