story7 ページ7
少しみんなの列からは外れてデパートの屋上?的な所にきた。
石「何なんだろうな、、、俺ってどうマサさんに向き合ってたっけ。」
小さい遊園地みたいなのがあって、小さい子供たちが遊んでる中、
成人男性一人がベンチに腰掛けて、自分自身に呆れ笑いしてる図ってやばいよなぁ。
.
でもさー、
大人になっても悩みって尽きないなんて、
いや寧ろ複雑で重くなっていくなんて、想像してた?
俺がもっと子供で、相手がチームメイトじゃなかったら
こんな色々考えて落ち込むこともないのかな。
そんな考えても意味ないようなことすら
無限に頭に浮かんできて、ほんとダメなループ繰り返してるなって思う。
.
石「はぁ、、、」
「元気ないなぁ!」
後ろから声がして
振り返ると、俺の目の前には
俺が買ったはずのアイス。
と
俺の頭を埋め尽くしてた彼。
.
柳「ほい、お前がコレ食べるためにアイス屋並んだんだろ?(笑)
置いてくなよ(笑)」
.
そういうところ。
そういうところなんだよ。
.
石「…ずるいっしょ。」
柳「ん?てか、なんかあったの?」
俺は渋々アイスを受け取って、
マサさんは自分のアイスを持ちながら俺の隣に腰掛ける。
柳「うんま!!なにこれ、西田、俺の好みの味知ってたのかな、、、」
石「…それ選んだの俺だし。」
柳「そうなの?アイツが渡してくれたから、アイツが選んだのかと思ってた。
そっか、祐希が選んだのか。そりゃ間違いないはずだわ(笑)」
そう笑いながら、俺の頭を褒めるようにポンポンって触って
満足そうにアイスを頬張る。
.
分かってんだよ。
その言葉にも
その笑顔にも
その行為にも
普段は‘お前’呼びが多いくせに、
こういう時には絶対‘祐希’って呼んでくることにだって
この人にとっては何ともないことなんだって。
.
俺だけにじゃないし
意識したことじゃない。
.
ちゃんと理解してるし
気にしないようにしようとしてんのに、
いつもそれを途中で崩すのは
この人本人なんだよ。
.
だったら
責任とってくれよって心底思うのに、
.
俺は
いつもその言葉を伝えられないままなんだ。
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嵐崎yui(プロフ) - おーみやさん» わざわざアカウントを作成してくださったんですね(><)すみません、じゃあ私から送信しますね!ちなみに、メッセージ機能は携帯で見る場合は自分のプロフ画面をPC版サイト設定で見たら右側に表示されて、見やすいと思います! (2020年6月16日 22時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
おーみや(プロフ) - すみません。。個人的にやり取り出来る場所が分からなくてとりあえずログイン?アカウント作ったんですけどどうしたら良いでしょうか?? (2020年6月16日 21時) (レス) id: 726816ada6 (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» いえいえ(*^^*) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 0beafa0152 (このIDを非表示/違反報告)
Yumasa(プロフ) - ありがとうございました メッセージきました (●´ω`●) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 995bfafb1d (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» 楽しみにして頂いて嬉しいです。分かりました、メッセージ送りますね! (2020年6月16日 20時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嵐崎yui | 作成日時:2020年3月3日 16時