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それから少し俺たちの関係は変化した。
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石「マサさーーーん、俺、一緒に昨日の練習の時の映像一緒に見て。」
柳「いいよ。」
石「ここのフォームが、なんか違和感感じたんだけど、どう思う?」
柳「あー、これ、、」
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明確な何かと言うより、
前よりもっと、マサさんと俺の距離感は近くなった。
精神的にも、肉体的にも。
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石「なるほどねぇー。」
柳「うん。」
アドバイスをしてくれて、
こと終わりげに去ろうとするから、
マサさんの手首をパッと掴んで
座ってる俺の上に引き寄せる。
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柳「いたっ、、なに。」
石「マサさんー。」
目の前にある愛しい背中に顔を埋める。
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柳「俺、水取りに行きたいんだけど。」
石「えー、いいじゃん。」
柳「…少しなら。」
石「?!…ありがと。」
大人しくなったなぁ。
と思いつつ、
俺に合わそうとしてくれるのが伝わってきて、
あぁ、可愛いなぁ。
ってますます離せなくなる。
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互いの関係の感じが変わったのは、
俺とマサさんの間だけではない。
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西「祐希さん!俺のサーブ見てください!!」
石「あ、や、でも今これ、、」
西「それは後でいいじゃないっすか。
早く来てください。」
俺の手を引いていく西田。
…強引さが増した、、?(苦笑)
それでも、、
石「ここは、もっとこうした方が…」
西「なるほど…ありがとうございます!
今度また一緒に2人で食事でもして、バレー論語りましょうよ!」
石「ごめん、2人で飯はちょっと…
俺、マサさんに中途半端な態度取れないから。
でも、LINEとか反省会とかの場で、相談は何でもしてくれていいよ。」
西「そうっすか、、」
あからさまにシュンとする西田。
でも、俺ももう、隙を見せて、
無駄な期待をさせるのは、アイツのためにならないって分かったから。
石「ごめんな?でも、ちゃんと練習頑張ってんな。
俺も負けないようにやるから、気抜くなよ?笑」
西「はい、そこは俺も負けないつもりでやりますから。」
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大事なメンバーとして、
日本をこの先引っ張っていける奴になるように、
エースとしての自他ともに認める責任をちゃんと受け渡せるように、
こいつを大切にしていきたいんだ。
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嵐崎yui(プロフ) - おーみやさん» わざわざアカウントを作成してくださったんですね(><)すみません、じゃあ私から送信しますね!ちなみに、メッセージ機能は携帯で見る場合は自分のプロフ画面をPC版サイト設定で見たら右側に表示されて、見やすいと思います! (2020年6月16日 22時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
おーみや(プロフ) - すみません。。個人的にやり取り出来る場所が分からなくてとりあえずログイン?アカウント作ったんですけどどうしたら良いでしょうか?? (2020年6月16日 21時) (レス) id: 726816ada6 (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» いえいえ(*^^*) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 0beafa0152 (このIDを非表示/違反報告)
Yumasa(プロフ) - ありがとうございました メッセージきました (●´ω`●) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 995bfafb1d (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» 楽しみにして頂いて嬉しいです。分かりました、メッセージ送りますね! (2020年6月16日 20時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嵐崎yui | 作成日時:2020年3月3日 16時