story14 ページ15
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今日も練習が終わり、マサさんと一緒に帰る。
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でも俺の頭の中は珍しくマサさんよりも
西田に占められてて。
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どうやって断ろう?
断れたとしても、その後は?
チームメイトだし、何より俺の好きな人バレてるんだよな、、
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石「…はぁー」
柳「…」
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それと同時に
俺自身の恋もそろそろ片を付けなければいけないのだと実感する。
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柳「祐希、俺、今日西田に話聞いた。」
石「…ん?」
柳「告白されたんだろ?」
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え、なんで?
なんで知ってる?
どこまで聞いた?
いやいや、それよりも何よりも
これを聞いたマサさんの反応は?
どう思ったの?
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石「…マサさんはさ、どう思った、、?」
柳「ん?」
石「俺が西田に告白されたって聞いて、マサさんはどう思ったの?」
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知りたいけど、知りたくない。
それでも聞かずにはいられなかった。
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柳「俺?俺は、、、」
思わずマサさんの顔をじっと見てしまう。
柳「んー、ま、一番はビックリだったかな。
祐希があんな感じになるのも、分かるなって感じだったし。」
石「いや、そうじゃなくて…」
柳「でも西田の方が後輩なんだし、チームスポーツなんだから、どっちにしても、
変なあれにならないようにちゃんと対応してやれよ。」
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は?
そうじゃないでしょ。
俺が欲しいのはそんな言葉じゃない。
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興味ないならそう言えばいいのに。
当たり障りないことをテキトーに言われるくらいなら、
バッサリ言われる傷の方が断然マシだ。
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石「マサさん、、俺が聞きたいのはそういうことじゃないよ?」
声が荒々しくなりそうなのを、
(マサさんは関係ない、マサさんのせいじゃない)
って自分に言い聞かせて抑えようとするけど、上手くコントロールが出来ない。
柳「え?」
石「そういうことじゃないんだよ、、。」
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このままここに居たら、
全てを吐露してしまいそうで。
石「…ごめん、もういい。先帰ってて。」
柳「おい、祐希!!」
逃げ出した。
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嵐崎yui(プロフ) - おーみやさん» わざわざアカウントを作成してくださったんですね(><)すみません、じゃあ私から送信しますね!ちなみに、メッセージ機能は携帯で見る場合は自分のプロフ画面をPC版サイト設定で見たら右側に表示されて、見やすいと思います! (2020年6月16日 22時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
おーみや(プロフ) - すみません。。個人的にやり取り出来る場所が分からなくてとりあえずログイン?アカウント作ったんですけどどうしたら良いでしょうか?? (2020年6月16日 21時) (レス) id: 726816ada6 (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» いえいえ(*^^*) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 0beafa0152 (このIDを非表示/違反報告)
Yumasa(プロフ) - ありがとうございました メッセージきました (●´ω`●) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 995bfafb1d (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» 楽しみにして頂いて嬉しいです。分かりました、メッセージ送りますね! (2020年6月16日 20時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嵐崎yui | 作成日時:2020年3月3日 16時