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俺はマサさんと離れて、
すぐに西田に連絡をいれた。
やっぱり、
ハッキリと俺の気持ちをマサさんに伝えてしまった以上、
西田ともハッキリとしなければいけない。
俺は、マサさんが好きだ。
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石「もしもし、西田?」
西「はい、祐希さんですか。どうしましか」
石「急でごめん。今から会える?」
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10分くらい待ってたら、
すぐに西田は来た。
西「すみません、遅くなって。」
石「いや、俺が呼び出しちゃったし。」
西「なんですか、用って。」
石「あの、さ。
…西田、俺に告白してくれたけど、
俺は西田とは付き合えない。
…俺、マサさんが好きなんだ、知ってると思うけど。」
西「はい、知ってますね。」
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西田は、俺と違って
いちいち反応示したり、
動揺する素振りは見せない。
年下ながら、この度胸は大したもんだと思う。
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石「さっき、それを本人にも伝えた。
だから、西田とも中途半端なままでは居たくなかったんだ。」
西「で?」
石「え?」
西「柳田さんは、なんて?」
石「いや、それは、、困ってた、のかな。」
西「ちゃんとした返事貰ってないってことですか。」
石「うん、まぁ、、」
西「じゃあ、俺まだ祐希さんのこと諦めません。
勿論、祐希さんの気持ちは伝わりました。
だけど、アピールするのは自由ですよね?
…祐希さん、まだ誰のものでもないですし。」
石「いや、そういうことじゃ…」
こいつ、精神力すげぇな。
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西「すみません、でも俺は本気で祐希さんが好きってことです。
だから、俺の魅力を祐希さんに伝えようっていう努力をする許可は欲しいです。
いいですよね?」
石「え、あ、まぁそれなら、、」
西「ありがとうございます。」
西田の決起に押されて
思わず、許してしまった。
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石「あ、でも、ホント、応えられないよ?!」
西「大丈夫です。祐希さんはそのまま、自分の気持ちに正直にいて下さい。
ちゃんと、俺が堕としにいくんで。」
石「なっ、、///」
あまりに真っ直ぐな彼の言葉に
さすがに照れてしまう。
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西「じゃあ、また明日、、。」
石「う、うん。」
颯爽と去っていく西田の背中は
あまりにも男らしくて、
少し、見直してしまった。←
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嵐崎yui(プロフ) - おーみやさん» わざわざアカウントを作成してくださったんですね(><)すみません、じゃあ私から送信しますね!ちなみに、メッセージ機能は携帯で見る場合は自分のプロフ画面をPC版サイト設定で見たら右側に表示されて、見やすいと思います! (2020年6月16日 22時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
おーみや(プロフ) - すみません。。個人的にやり取り出来る場所が分からなくてとりあえずログイン?アカウント作ったんですけどどうしたら良いでしょうか?? (2020年6月16日 21時) (レス) id: 726816ada6 (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» いえいえ(*^^*) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 0beafa0152 (このIDを非表示/違反報告)
Yumasa(プロフ) - ありがとうございました メッセージきました (●´ω`●) (2020年6月16日 21時) (レス) id: 995bfafb1d (このIDを非表示/違反報告)
嵐崎yui(プロフ) - Yumasaさん» 楽しみにして頂いて嬉しいです。分かりました、メッセージ送りますね! (2020年6月16日 20時) (レス) id: af68e33a30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嵐崎yui | 作成日時:2020年3月3日 16時