今日:5 hit、昨日:15 hit、合計:10,622 hit
小｜中｜大
6 雅紀side ページ7
今日はテレビの収録の後、嵐での打ち合わせがある。
そして今テレビの収録中なんだけれど、やっぱり頭が痛い。
最近は毎日のように頭痛に襲われている。
頭痛薬は気休めにしかならず、酷い時には吐き気や目眩を伴う。
共演者の話を聞くのが精一杯で、俺、ちゃんと笑えてないなって自分でも分かるくらいに、余裕がなかった。
人の声が、頭に響く。
自分の声が、頭に響く。
くらくらする。
頭痛い。しんどい。気分悪い。
収録早く終わってくれ、なんて、思ってしまう俺は、プロとして失格なのだろうか。
何とか収録を終えた俺は、自分の楽屋に戻ってまた頭痛薬を飲み込み、打ち合わせを行う会議室に向かおうと、楽屋を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：相菜 | 作成日時：2021年9月2日 2時
