#花言葉に思いを ページ1
リアル設定 . ymside
※ 日付だいぶ違いますがお気になさらずに
「ちねーん」
そういって小さいあの子の体をベタベタ触ったりだとか
「ちゃんー」
そうやって2人で目を合わせて笑ったりだとか
「たかきー」
そうやって何気なくオフの予定を立ててたりだとか
いつもの風景。いつものJUMP。
別に大ちゃんが変なわけでも、今日が特別な日でもない。
けどこうやって当たり前に過ぎていく毎日の中で、俺が心に秘めてることなんて大ちゃんは知りもしないんだ。
俺が出来ることは、某冠番組でいじること。
大ちゃんが好きだと気づいてしまってからは、最低限の会話以外出来なくなってしまっていた。
「あーー、大ちゃん、」
家に着いて身をベッドに放り投げてうつ伏せのまま呟く。
女々しいのがキモイだなんて自分が一番わかっているのに勝手にそうなってしまう。
恋は盲目とか言うけど、本当なのかも知れない。
そういえば、明後日大ちゃんの誕生日じゃん。
予定を確認してみると奇跡的にオフだった。
...何あげようかな。変に頑張ってなんか勘づかれてもやだしな。
とりあえず明日聞いてみることにした。
よし、頑張ろう俺。
そう決め、両手で頬を叩いた。
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作者名:manakka. | 作成日時:2019年10月9日 18時