せんぱい０６ ページ19
「A〜！」
「うひぃッ!?」
突然名前を呼ばれて
私はのけ反るように顕嵐から離れる
ついでに手もぱっと離す
こちらに向かってきたのは、みゅーと先輩とさなぴー先輩とはぎちゃん
ぶんぶんと手を振る私
その後方から更に、見覚えのない3人のひと(あれ、一人はもしかして中村..？)
「あらーん」
ふと、私の知る3人の後ろにいた3人組の一人が、手を振ってくる
横にいた顕嵐がぺこりとお辞儀をする
刹那、
バッとみゅーと先輩が後ろを向いた
「え、シメ!?」
「あれ、美勇人じゃん」
え、
私と顕嵐は顔を見合わせそんな声を漏らす
「うわ、道理で聞き覚えある声だと思った」
「お前なんでここにいんの？」
「後輩の彼氏見に。お前は？」
「後輩の彼女見に」
「え、後輩って誰」
「あいつ」
みゅーと先輩にシメ、と呼ばれた人は
こちらの方を指さす
指し示した先には、顕嵐
「お前の後輩は？」
「あいつだよ」
と言って、みゅーと先輩も指さす
先にはもちろん私
後ろから、怜央と宮近が笑いをこらえる声が聞こえる
2人の友達も状況を理解できたのか
爆笑したいのをこらえている模様
..ちょっと待てぃ
このフラグは想定してなかった
「んでA、お前の彼氏って？」
「顕嵐も、お前の彼女って？」
私と顕嵐はもう一度顔を見合わせ
お互いを指さす
「彼です」
「彼女です」
一瞬にして沈黙に包まれた
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朔蘭@Jr垢(プロフ) - Tracyさん» コメント返信遅くなり申し訳ありません！いつも楽しみにして下さりありがとうございます！そんな通知も今日で最後となる、という感慨深さを持って頂けてますでしょうか(多分ない)ここまで読んでくださり、ありがとうございました！ (2017年5月6日 22時) (
レス) id: ba97804e3a (このIDを非表示/違反報告)
Tracy(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品大好きです！更新通知が来る度にテンション上がりますwwストーリーも顕嵐くんたちのキャラも大好きです！これからも頑張ってください！ (2017年4月15日 2時) (レス) id: 710ea565f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔蘭 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2016年11月12日 10時
