スクールカースト、始めましょ？ 2

No.42 ページ3

Aside

A「ごきげんよう 山下望実」


望実「ねぇ！お願い！ おもちゃ箱はやめて！」


山下望実は、私の腕にしがみついてきた。


A「あ？ お前が悪いんだろ？ つーか離れろ。」



望実「なんでもするから！ お願い！」


A「なんでも。って、言った？ じゃあさ、屋上から飛び降りてよ。」


望実「はっ？そんなこと出来るわけないじゃん！」


涼太「なぁ、さっきから思ってんだけどさ？
お願いします じゃねぇの？」

A「涼太、おはよ」

涼太「おはよ ねぇ、どうなの？」


望実「なんでこんな奴に敬語使わないといけないのよ！」

A「私の方が、位が高いもん。」


望実「マジでありえない！ 私悪くないし！
ブスにこんなこと言われる筋合いないし！」

ﾄﾞﾝｯ

涼太「お前…調子乗ってんじゃねぇぞ？」

涼太は、近くの壁に山下望実を押し付け、壁ドンをした。



望実「ｯ…」


涼太「お前が俺らを殴ったりしなければ、こんな事にはならなかったんだ。 失せろ ブスが。」


山下望実は去っていった。

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