スクールカースト、始めましょ？ 2

No.40 ページ1

Aside

この学園の地下にある、おもちゃ箱。
お母様がこの学園の第1期生だから、その頃から入ってる奴も。


夏恋「暗いねー。」

玲於「こーゆーの、マジで無理。」

隼「何年前からあるの？」



A「お母様の時代からだから…25年前？」

涼太「Aのお母さん、41歳？」


A「うん。」


亜嵐「若いなー！」


A「そう？ なのかな？ うん。」


臣「着いたなー。」



重い鍵を開ける。

ｼﾞｬﾗｯ



萩花「やばーい！」

大樹「おぇぇぇ…」



亜嵐「電気電気〜」



A「お前らさ、電気も付けねぇのかよ。」


玲於「この腐ったみかんやる。」


??「みかん…」


夏恋「名前は。」


??「佐々木ユキコ」



萩花「第1期生か？」


ユキコは頷いた。


涼太「他のやつも食えよ〜… ﾄﾞﾝｯ あ？」


亜嵐「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」



涼太「亜嵐うるせぇ。 死んでる？」



A「うわっ、きったね。」

玲於「死んでるわ。」

A「もっといるよ。死んでるの。」

玲於「マジか。 ここで死ぬとかないわー。」

A「しょうがない。 出れないもん。」

玲於「そっか。」



隼「何 その会話。w」



ユキコ「みかん… 食べる。」



A「マジで言ってんの。」



夏恋「あー！ 新しい子来るからね？」



A「早く帰ろ。」


臣「だな。気分わりーわ。」




もう二度と行かない…




おまけ☆放課後

健二郎が、お迎えに来た。


健二郎「直人さん、本間に久しぶりですねぇー！」

直人「だな！ あ、A〜」


A「お久。」


健二郎「お嬢様、おもちゃ箱行ったやろ。」


A「行ってない。あんな所。」

直人「行ってるよな。 制服臭うぞ。」

A「ﾁｯ…」

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