【名探偵コナン】高校2年生の天才少女

・ ページ44

小五郎「問題のその皮膚が雨や泥で汚染され、性別の部分が不明だからほぼっていってるかもしれねぇだろ？」



安室「‥‥だとしても。そんな二人が偶然出会い、たまたま恋じ落ちて結婚しようとしたって言うんですか！？」




「出会ったことは偶然かも知れません。でも、惹かれあったのは必然だと思います。」





そう、伴場さんと初音さんは双子だから。




どうやらその答えに周りも驚いているようだった。





小五郎「伴場‥‥お前ら言ってたよな。」




2人は誕生日も血液型も同じ。



黙っていてもお互いの考えていることがわかる。と







伴場「あ、ああでもそれだけで双子とは‥」




小五郎「お前は知らなかっただろうけど、おまえと初音さんは赤子の頃同じホテル火災で助け出されて身元不明のまま教会で育てられた二人だったんだよ！」





伴場さんはどうやら本当にホテル火災の件について知らなかったようだった。





高木「なるほど。その火事で両親が焼しし、双子だとわからなかったんですよ！」


目暮「しかし双子だとDNAが同じになるのかね？」



高木「一卵性双生児はそうらしいですけど、その場合は男同士か女同士の双子になるはずだったような‥‥」




「稀にあるんです。2つに分かれる前の受精卵の染色体がXY(男)の場合、多胚化する際に一方のY染色体が欠落し、XY(男)とXO(女)に分かれ、異性一卵性双生児として誕生するケースが‥‥」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す