【名探偵コナン】高校2年生の天才少女

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目暮「つまり、彼は店から出ていないという事か。」


小五郎「ええ‥‥実は最初それを目にした時、これは伴場のフェイクだと思いました。」




そのケーキはバーボンがこぼして踏んだものだし、証拠として証明させる気もなさそうだし、なんと言っても本人がその証拠を消そうとした。



だからこのクリームはフェイクじゃなく、無実を証明する証拠だと。





安室「で、でもDNAは！？」




と納得がいかないようなバーボン。





安室「彼女の付け爪の先に彼のDNAとほぼ一致した皮膚が付いていたんですよ？彼がそじょ時、彼女のそばにいたって言う証拠じゃないですか！！」




と少し声を荒らげる。





「付け爪に付いていた皮膚が彼女本人の皮膚だったって場合はないんですか？」




というと、バーボンの瞳が私を捕らえた。






安室「な、何言ってんですか？さっきも言いましたが、血縁者じゃない限り遺伝子情報のほぼ一致はまずありえません。」



安室「現在、同じ型のDNAの別人が表れる確率は4兆7000億人に1人とされていますし、だいいち女性には男性だけが持ってるY染色体がないからすぐわかりますよ！」



とまだ納得いかないようなバーボン。



まだ気づかないのだろうか。自分がヒントを言っていたのに。

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