【名探偵コナン】高校2年生の天才少女

・ ページ27

目暮「では、このヘアブラシに見覚えは？」



と言って袋に入ったヘアブラシを出した。




頼太「あ、ああ。俺のだよ。旅行用のトランクに要れたはずだけど‥‥」




目暮「これから採取した毛髪のDNAを照合した結果‥‥彼女の付け爪に付着していた皮膚のDNAとほぼ一致したんですよ！」



頼太「な、なに言ってんだ！？」



と目に涙を貯めながら言った。





頼太「お、俺が初音をころしたって言うのかよ！？」



高木「あ、いえ。まだピッタリ一致したわけじゃないので、できればあなたの承諾を得て正式に鑑定したいんですが‥‥」




と取り乱す伴場さんに言う刑事さん。






小五郎「落ち着けよ伴場！お前はやってないんだろう？」



頼太「あ、当たり前だ！！」




とそこへ色黒の店員さんが口を挟む。






店員「でも、彼女に抵抗されてひっかかれた傷をごまかす為にわざと僕に殴りかかってケガしたっていう場合も考えられますよね？」



頼太「な、何だとてめェ！？」




と今にもつっかかりそうな伴場さん。





春岡「フンよく言うぜ‥‥愛しい女が誰かの物になっちまう前にころしたんじゃねぇのか？ウエイターさんよォ！」



店員「え？」




どういうこと？



この店員さんと初音さんは浮気相手だった。ってこと？

File7.遺伝子情報→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す