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Noside
森「太宰くん、君に指令を出す
今日の映像と同じことを
先代派の前でやられる前に犯人を見つけること
…いいね？」
森は太宰の方を向いて云うが
太宰はそれを聞いて嫌そうな顔をする
太宰「時間が無さそうだけど、それ僕一人でやるのぉ？」
森「一人じゃないよ」
後ろにいる中也と
横に立っている柚月に目線を向ける
森「其処の中也くんと柚月くんに手伝って貰いなさい」
中也「あ"ァ！？」
貴方「え、妾もですか！？」
太宰「嫌だよ、絶対！柚月は使えるから良いとして、
なんでこんな奴と一緒にやらなくちゃならないのさ！」
戸惑う柚月と中也。不満げな太宰。
だが太宰の一言にカチンときた中也は
負けじと太宰に云い返す
中也「なに云ってんだ手前！張った押すぞ、この餓鬼が！」
貴方「ちょっと、落ち着きなって…」
太宰「餓鬼は君も同じだ！大体僕よりチビなくせに！」
柚月の声がかき消され、口論の勢いは止まらない
中也「あ"ァン！？」
太宰「君はもう少し牛乳を飲んだ方がいい！」
中也「余計なお世話だ！俺は15だ、此れから伸びんだよォ！」
森「ふた…＿＿＿＿」
ｷｨｨﾝ
森の台詞を遮り、金属が何かにぶつかった音がした
貴方「二人とも、ちったァ落ち着けんのかえェ…？」
中也、太宰「…ｽﾐﾏｾﾝﾃﾞｼﾀ」
柚月の纏った空気が一瞬にしてガラリと変わった。
殺気を含むドスの効いた声と下がりゆく部屋の気温。
森が床を見ると、窓ガラスに当たったと思われる医療用メス
森「…これは？」
柚月は雰囲気を元に戻し、質問に答える
貴方「森さんのメスです。
すみません、黙らせるために使いました」
森「え、どうやって…？」
貴方「投げました」
そう、柚月は森のメスをいつの間にか刷っており
太宰達を黙らせるために顔ギリギリを狙って投げたのだ
森「…っふふ、そうかい」
柚月の正直な一言に笑いを堪えられなかった森は
面白いもの見たように小さく笑った
森「…さて、中也くん。
自分が命令を拒める状態にないことは判っているね」
中也「っ！！」
森は太宰の方を向いて云う
森「太宰くんもだ。先代派に知れたら私の共犯者である
君も拷問を受けることになる。楽に死ねなくなるよ？」
貴方「でも、森さん。
中也くんと違って人質もいない妾に
強制させることは出来ないのでは？」
柚月は余裕そうな顔で森に云う
森も笑顔を崩さない
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ぽこぽん(プロフ) - 本ぶくろさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！ (2020年4月6日 17時) (
レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
本ぶくろ - 面白かったです (2020年4月6日 13時) (レス) id: 41c0b9e9db (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - おかげさまで、本編完結することができました！応援してくださった皆様、ありがとうございます！番外編も書く予定です！それからリクエスト等、御待ちしております！今までこの小説を読んで下さった皆様に感謝して…＊ (2019年10月11日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 探してくれてありがと！きっと知ってる人だよね！"ふ"から始まって"こ"で終わる子だよね！？違かったらごめんね！？ありがと！更新頑張る！！ (2019年10月8日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
南 雲 。(プロフ) - やっと探せました！更新がんばってね (2019年10月8日 21時) (レス) id: cf49f61a0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこぽん | 作成日時：2019年9月14日 11時
