番外編:プレゼント ページ39
貴方side
『治の幹部補佐？』
森「そうなのだよ、
君はずっと太宰くんについていたからね
だから、君に幹部補佐を頼もうと思ってね」
首領が妾を呼んだからなんだろうと思ったら
幹部補佐にならないかっていう勧誘ね…
『治だけじゃないでしょ、どーせ』
森「っ！ははっ、流石柚月くん
…そう、実は幹部補佐を任せたい人が
もう一人いてね」
もう一人、ね
…ってまさか！
森「中也くんの幹部補佐も頼みたいのだけど…」
『はぁ、だと思った…』
考えてた通りになっちゃって
思わず頭を抱えちゃったよ
『妾は別にいいけど、二人は承諾してるの？』
森「勿論、承諾済みだ
あとは柚月くんの承諾のみなのだよ」
『へえ、治は分かるけど中也も承諾したんだ
治と一緒なんて嫌だと思ったんだけど』
森「中也は太宰くんに柚月くんを任せるのが
心配らしくてね」
…どゆこと？
治ってそんなに信用されてないの？
確かにいたずらとかよく仕掛けるけどさ
森「それで、どうするのかね？」
『やりますよ、妾としても
あの二人を放っておくのは心配ですから』
森「そういってくれると思っていたよ」
今日からだから宜しくね、なんて
意図の読めない笑顔で言われて
執務室を出ると中也と治が居た
なんとも用意周到だな
まあ、探しに行く手間が省けていいけどさ
『二人とも、妾今日から…＿＿』
太宰「幹部補佐になったんでしょ？」
にっこり笑いながら治は被せて言う
『…そうだよ』
太宰「じゃあ、行こうか！」
『へ？』
中也「ま、そういうこった」
『ゑ？』
今の状況ご説明しましょうか？
満面の笑みのまま妾の右腕に
自分の左腕を絡める治
此方も満面の笑みのまま妾の左手に
自分の右手を絡める中也
しかもちゃっかり恋人繋ぎ
此れは妾に死ねと宣告しておいでで？？
え、まじで周りの目が痛い
そんな此方の気も知らない二人は
そのまま何処かへ妾を連れていく
てか、どこに向かってるのこれ？？
『え、ねぇ
此れ何処に連れてかれるの？』
中也「何処って…」
太宰「此処」
ついた場所は治と中也の使っている幹部室
どうやら妾が逃げないようにと
あんな行動をしたらしい
いや、逃げないし
室内に入れば妾の机が用意されていて
相変わらず用意周到だなって思った
とりあえず机の上にある書類を確認しておこうと
書類を手に取った
太宰「柚月」
『ん？…あっ、ちょっと』
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ぽこぽん(プロフ) - 本ぶくろさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！ (2020年4月6日 17時) (
レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
本ぶくろ - 面白かったです (2020年4月6日 13時) (レス) id: 41c0b9e9db (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - おかげさまで、本編完結することができました！応援してくださった皆様、ありがとうございます！番外編も書く予定です！それからリクエスト等、御待ちしております！今までこの小説を読んで下さった皆様に感謝して…＊ (2019年10月11日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 探してくれてありがと！きっと知ってる人だよね！"ふ"から始まって"こ"で終わる子だよね！？違かったらごめんね！？ありがと！更新頑張る！！ (2019年10月8日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
南 雲 。(プロフ) - やっと探せました！更新がんばってね (2019年10月8日 21時) (レス) id: cf49f61a0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこぽん | 作成日時：2019年9月14日 11時
