2 荒神は今 ページ13
Noside
？「両手をあげて此方を向きなさい
増援部隊かと思ったら子供が三人とは
ポートマフィアは人手不足なのか？
それともあの蘭堂という男に人望がないのか？」
中也「蘭堂？」
太宰「僕達が此れから話を聞きに行く相手だ」
中也は太宰達の方を向く
貴方「妾達を異能力で拘束していた人だね」
中也「彼奴か…」
思い出した中也は太宰達から眼を離し、
男の方に声をかけ歩く
中也「おい、おっさん！お互い時間を節約しようぜ。
まず、あんたが撃つ。
俺が反撃に、あんたを隣町までぶっ飛ばす
ついでに残った襲撃者も、全員俺がぶっ飛ばす
それでお開きだ」
歩いていた中也は銃口の手前で止まった
？「はぁ？」
太宰「あーあ、騙して情報を聞き出せばいいのに」
太宰は男の横を通りすぎ、少し歩いて止まった
その後ろを柚月が歩く
貴方「貴方、GSSの戦術班でしょう」
男は柚月の頭に銃口を向ける
中也「"ギルハルト セキュリテヰ サァビス"
元は海外資本の民間警備会社だったが
本国からの援助を打ち切られ今は立派な非合法組織だ」
「そう、子供とて容赦はしません」
ふっと笑った中也は一歩踏み出して銃口に額を押し付けた
中也「やってみろよ、おっさん」
触れた処から重力操作により、重くなった二丁の銃は
段々と持っていられなくなり男は地面に落とした。
手から離れた拳銃は地面に少しめり込む。
最終的に地に手をついた男も短機関銃と共に
地面にめり込み中也に頭を踏まれる。
「っお前、羊の、中原中也か…
ポートマフィアに下ったという噂は､本当だったとは…！」
その一言にキレた中也は重力操作を解き
おもいっきり頭を踏みつける
男の頭は地面にさらにめり込み、中也は怒鳴った。
中也「腹立つ勘違いすンな！この馬鹿野郎が！」
そんな中、太宰と柚月は
男から抜き取った無線機で情報を得ていた
太宰「お見事ー、君凄いねー(棒)」
貴方「もうちょっと感情込めて云おうよ」
棒読みで中也を誉める太宰に
柚月は呆れたようにそう小さくつぶやいた。
中也「手前等はボケッと見てただけかァ？」
太宰と柚月は振り返り、持っていた無線機を中也に見せる
太宰「僕達はちゃんとそいつから抜き取った
無線機で"情報"を録ってた」
貴方「そしてどうやら、中也くんが倒した人の
増援が駆けつけてくるみたい」
中也「あ？」
太宰「あーあ、考えて行動しないから手間が増える」
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ぽこぽん(プロフ) - 本ぶくろさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！ (2020年4月6日 17時) (
レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
本ぶくろ - 面白かったです (2020年4月6日 13時) (レス) id: 41c0b9e9db (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - おかげさまで、本編完結することができました！応援してくださった皆様、ありがとうございます！番外編も書く予定です！それからリクエスト等、御待ちしております！今までこの小説を読んで下さった皆様に感謝して…＊ (2019年10月11日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 探してくれてありがと！きっと知ってる人だよね！"ふ"から始まって"こ"で終わる子だよね！？違かったらごめんね！？ありがと！更新頑張る！！ (2019年10月8日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
南 雲 。(プロフ) - やっと探せました！更新がんばってね (2019年10月8日 21時) (レス) id: cf49f61a0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこぽん | 作成日時：2019年9月14日 11時
