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Noside
森「確かにね…でも、君はやってくれるのだろう？」
にこりと笑う森に柚月は尋ねる
貴方「どうしてそう思うのです？」
森「なんとなく、さ」
二人は読めない笑顔で見つめあった
その雰囲気を壊すように太宰が云う
太宰「それで？それが最適解である根拠は？」
森「三人を組ませる理由はいくつかある
まずポートマフィアでない人間の方が聞き込みが容易だし、
中也くんが裏切らないように監視も必要だ。
それに柚月くんを勧誘するのに太宰くんは最適だし、
喧嘩する二人のストッパーにもなる
そして…」
顔を上げた森は読めない顔で微笑み、静かに云う
森「後は、秘密だ…」
…
……
ポートマフィアを出た三人は或る場所に向かっていた。
太宰は階段の手摺から柵に飛び乗り軽やかに飛び
地面の上を中也と柚月が歩く。
中也「おい！何処に行くのか位教えろよ！」
行き先を一向に教えない太宰に中也はイライラしていた
太宰「悪いけど、話しかけないでくれる？
ちょっと呼吸で忙しいから」
貴方「あーあ、また喧嘩して…」
呆れて溜め息をつく柚月に太宰は手を差し出す
太宰「柵の上、柚月も来る？」
貴方「来るって…ひゃっ！」
待ちきれなくなった太宰は柚月の腕を掴み
柵の上に持ち上げた
貴方「ちょっ！太宰さん、強引すぎ！」
軽々持ち上げられ、乗せられた柵の上でバランスをとる
柚月に太宰は心底不満気に声を上げた。
太宰「ねえ、そのさん呼びやだ」
貴方「えぇ…じゃあ、気が向いたらね」
中也「おい、二人で盛り上がってンじゃねェよ！」
太宰「羨ましい？」
中也「違ェし！！
てか、いい加減頸引っこ抜くぞこの自 殺願望！！
何処に向かってるか答えろって云ってんだよ！」
太宰を狙った蹴りは空中でかわされる
貴方「はぁ…危ないからやめなよ、二人とも。
…概ね、黒い爆発を体験した人に会いに行くんでしょ？」
中也「爆発？」
太宰「その通りだよ、柚月。
一週間前、僕達が経験したのと同じ爆発が起きていた。
場所も近い。先代の姿は目撃されなかったようだけど
恐らく僕等が追ってる事件と同じものが原因だろう。
その爆発の生存者に話を聞きに行く」
中也「生存者ってことは死人が出たのか？」
太宰は目だけを中也に向けて云う
太宰「ああ、君の嫌いなポートマフィアの一団だ。
生き残ったのは異能力者でね…君も既に会ってる人物だよ」
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ぽこぽん(プロフ) - 本ぶくろさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！ (2020年4月6日 17時) (
レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
本ぶくろ - 面白かったです (2020年4月6日 13時) (レス) id: 41c0b9e9db (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - おかげさまで、本編完結することができました！応援してくださった皆様、ありがとうございます！番外編も書く予定です！それからリクエスト等、御待ちしております！今までこの小説を読んで下さった皆様に感謝して…＊ (2019年10月11日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 探してくれてありがと！きっと知ってる人だよね！"ふ"から始まって"こ"で終わる子だよね！？違かったらごめんね！？ありがと！更新頑張る！！ (2019年10月8日 21時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
南 雲 。(プロフ) - やっと探せました！更新がんばってね (2019年10月8日 21時) (レス) id: cf49f61a0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこぽん | 作成日時：2019年9月14日 11時
