伝われ。この想い｡.ar×ym×ar.｡短.中。Ⅲ (ページ21)

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絡まる舌。するするとおにいちゃんの胸元に手をのばす。

｢ふ、ぁん、っりょ、すけ..ぇ、っ｣

小さくたってるそれを摘んでみたり指の腹で軽く押してみる。

びくんびくんと肩を揺らすおにいちゃん。

｢は..ぁ、んっ｣

とんとんと胸を叩かれ、苦しいということを伝えてくる。唇を離すとトロン、とした目で俺を見つめる。

｢おにぃちゃ.. ｣

｢なまえ..名前で呼んで、？｣

こてん、と首を傾げて、俺の方に腕を伸ばすおにい..大貴は天然なのか確信犯なのか..。

｢だいき.. ｣

天然とか確信犯とかこの際どうでも良くて。

俺が名前を呼ぶとほころんで、また唇が重なる。

くちゅくちゅと舌を吸ったり絡ませたり。

さっき俺のなかに入ってきた大貴のを
軽く握りこむとあっ、と声が漏れる。

｢ぁ、っん、ちょ..っぃやぁ、ん、っ｣

自然と離れた唇は視界に入った
胸の飾りに近づく。

それを口に含み、舌先でころころ転がしたり、舐めたり。

でも大貴は、甘噛みされるのがすきみたい。

軽く歯を立てると甘い声が耳に入る。

俺の上で妖艶に乱れる大貴もかっこよくてすきだけど

俺の下で甘く乱れる大貴は可愛くてもっとすき。

｢んっ、は..ぁ、ん..りょぅ、すけ、っ｣

｢ん、っ？｣

｢りょ、っん..りょすけ、の..ほし..ぃ、っ｣

目に涙を滲ませ、官能的な表情で俺を誘う。

..ぁあ、もう。大貴はいつもそうやって俺の理性を崩す。

俺はそっと大貴の頬にキスを落とすと

さっき俺に使ったローションを手に取る。

それを手に塗りたくり、指をなかに侵入させる。

｢ぁ..ぅ、っんん.. ｣

｢きもち？｣

｢っぁ..んん、も..ぃいから、｣

｢でもよく解さないと痛いよ、？｣

｢らいじょうぶ.. 、きて、？｣

まだかまだかと言わんばかりにひくひく疼く。

｢痛かったら言ってね..、っ｣

｢ぅ..ん、っぁあ、っ｣

背中に手が回ってくる。

徐々に沈んでく俺自身。

頬、鼻、瞼、おでこ..そして唇にキスを落とす。

｢は、ぁ..ん、っ｣

｢ん、っ全部..はいった、｣

俺がそう言うと、ぅん、って恥ずかしそうに笑う。

もう..年上のくせに可愛すぎるんだよ、大貴は..。

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