・ 【yb × hk】 ページ22
( yb )
今日は久しぶりに光の家で宅飲み中。
「んー、」
「そろそろ酔ってきたんじゃない?」
「んー」
これはもうすぐでだる絡みおじさんになるな。
お酒しまっとこ。
「ねー、やぶ」
「なに?」
「あのね、俺ね、薮の事ね………な、なんでもない……!」
何を言おうとしたのか…。
途中で我に返ったのか顔を赤くさせながら顔を背けられた。
そんな反応されたら……誰だって気づくって。
「ひかる」
そう優しく呼んで肩を掴んでこっちへ向かせる。
ほのかに赤くなっている頬。あー、可愛い。
「な、んだよ……ちけぇーんだよ」
強い口調ではあるけど耳まで赤いから照れ隠しだなんてすぐ分かる。
「ひかる…」
「っ……!」
顎を掴んでちょっと上に向けると目をギュっと瞑る目の前の可愛い奴。
唇と唇が触れ合うギリギリで止める。
そうすれば不思議に思ったのか、ゆっ…くりと目を開ける光。
「や、…ぶ……?」
「ねぇ、光。光は俺の事どう思ってる?」
「ぇ……どうって…メンバーって、」
「正直な事言わないとこれ以上は進まないけど?いいの?」
唇をきゅっと結んで明らかに何かを迷っている。
自分から告白するのもいいけどできれば光に言ってほしい。
「ふーん。いいんだ。
じゃあ、やめちゃおっかな」
「す、すき……!薮の事恋愛の意味としてすき、っ、だから!」
「…ふっ。俺も」
ちゅっ……と可愛らしく唇が重なった。
────結果:無理やり言わせる(帝王薮……好きッ!)
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作者名:ArYm0129 | 作成日時:2022年9月15日 17時