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伊野尾:ねーたかきー










「やっぱりきてた」










お風呂から上がりタオルで頭を拭きながら、充電中のスマホの通知を確認すると予想通りの人から連絡が来ていた。










「ぉ、すごい量……w」










見てみれば1分おきに同じ内容のメッセージ。





高木:なーに?伊野尾くん



伊野尾:おそいー。まさか女!?



高木:違うよwお風呂





女なんて……。

俺は君にしか興味が無いのに。





伊野尾:今日は電話したい



高木:電話?いいよ。珍しいね





珍しく伊野尾くんが電話をしたいらしく、すぐに切り替えて仕事のことやプライベートのことを話した。










『俺さー、』


「うん」


『高木の事好きなんだよねー』


「うん。………………え?」










予想していなかった事を言われ思考停止状態。

そんな俺にもお構い無しにどんどん話し続ける伊野尾くん。










『すごいアピールしてるのにさ全っ然気付いてくれないし』


「…なんか、ごめん」


『夜のメッセージだってメンバーだからとしか思ってくれてないでしょ。どうせ』










“俺は意識してほしいからなのに”





拗ねちゃって口を尖らせているのが容易に想像出来る。










『高木は?』


「え?」


『高木は俺の事どう思ってるの?』










そんなん…………。










「好きに決まってんじゃん」


『ほんと!?俺たち恋人!?』


「うん」


『やったぁー!
ねぇねぇ!じゃあさ……』










それからお互いの可愛い所やかっこいい所、好きな所を言い合った。


いつの間にか眠りに落ちてしまって朝まで通話が繋がっていたのはさすがにびっくりした。










────結果:電話で(ちょー甘々……好きッ!)

・ 【yb × hk】→←カップルさんの告白タイム 【yt × cn】



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作者名:ArYm0129 | 作成日時:2022年9月15日 17時

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