【d!】ラノベのように、甘くはない (ページ4)

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小鳥の鳴き声がよく聞こえる。

何が起きたのか、少し怖くて目が開かない。

目を閉じていても、なんとなくどんな状況かわかる。

暗い…？夜かな…

夜なら、目開けても大丈夫かな。

明るいの嫌いだし。

ゆっくり目を開けた途端、目には色々なものが映された。

緑の森。

その先には草原が広がっている。

そして、その草原の先には、

日本では想像のできないくらい高く、大きな城のようなものが建っていた。

『おっきぃ…、』

とても大きく、魅了されたせいか、つい口から零れ落ちた。

…ここどこなんだろう。

それに、夜じゃなくて陽の光を森が遮ってただけだったのか。

うぅ、ここから出たくない…

でも、少しは動かないと。

少しくらい森の中に人いるはず。

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うーん、いない。

嘘、なんでこんなにもいないんだろ、？

それよりお腹すいたな、ロールケーキ食べられなかったし…

…ん？なにこれ。

木の実、？というよりかはブルーベリーの大きいバージョン？

食べ、れるのかな。

どうしよう、食べたい。

でも、食べられるわからないし、

でも、、、

はぁ、とりあえず草原の方まで行こ。

う’’、まぶしっ…

わ、リスだ、！

それにうさぎも…！

海外...？いや、まさか、異世界....。

ギルドがあって、仲間たちと冒険に足を運ぶみたいな。

それで、いろんな魔物を倒す。

絶対に楽しい。

つまらない世界なんていらない。

楽しくなきゃ、絶対損してる。

…あれ？私こんな本持ってたっけぇ、

変な文字が浮かんできたやつかな…？

中…やっぱり白紙だ。

なんでだろ、？

ぁ、そろそろ町の方に出るか人に会えないかな…

さすがにお腹減って歩けなくなりそう、うぅ、

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