【d!】ラノベのように、甘くはない (ページ28)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:68,630 hit

2.12 ページ28

・

ｺﾝｺﾝ

「はーい、どーぞ。」

『し、失礼します...呼ばれたと聞いて来ましたぁー。』

やっぱり落ち着くなあ、ここ。

私エタノールとか薬の匂い、好きなのかな…？

si「～～～。....あぁ、来てくれてありがと。

体の調子が聞きたくて呼んだんだ、どこか痛いとことかある？」

痛いとこ...

『さっき、訓練してたんですよ！そのときに痛いなぁって感じたとこがあって、』

si「見せて。...んー、ちょっと掠ってるだけやな。絆創膏貼っとこか。

あ、それと敬語じゃなくていいからねー！堅苦しいのはいらんってグルッペンも言ってたし。」

『え、でも…』

一番医療で偉い人なんだよね...

si「こっちも大変だからさぁ、ね？」

『うーん...わかった！頑張る！』

si「できてるできてる笑

ってあ！あいつ、薬置いて行きやがった...」

薬？

『誰、？』

si「ゾムや、さっき手当しててん。」

『あれ？ゾムさんならさっきこことは違う方向に走っていって...』

si「ん？あいつ窓から薬くれって言って来てそのまんまどっか行ったけど...

さてはノクちゃんに傷見られたくなかったかぁ？」

なんでだろ、

『？』

si「まぁ薬の話はあとにして、ちょっと話したいことｇ」

「ぺ神！！シッマが！！」

si「どしたん！ちょ、血の量が尋常じゃないでこれ、はよベッド寝かせて！

...ノクちゃん、苦手かもしれんけどちょっと見てて。」

え...こういうのって見てていいのかな。

kn「っ....」

si「何があってん、大先生。」

何があったの...

ut「銃とか片づけた後、気晴らしにシッマと少し外行っててん、

そしたら市民か知らんけど不意を突かれて腹いかれてもうて...治る？」

si「ったりまえや、衛生官舐めんな？」

おおー！

si「ｽｰ、ﾊｰ。はっ！」

ﾋﾟｶｯ＿＿＿

しんぺい神の手のひらから水色に輝く不思議な光が、

コネシマの出血と怪我を徐々に消していく様子を目の当たりにするA。

な、何が起きて...っ！？

『は...ぇ....』

ut「あぁ、ノクちゃんは始めて見るんやっけ。これがぺ神の ’’能力’’ や。」

の、能力...やっぱりここは地球じゃない...！！