【d!】ラノベのように、甘くはない (ページ26)

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ut「こりゃぁまぁ......見事に全部外れとんな。」

『才能...ない...うぅ....』

スコープ付きとか言ったの恥ずかし、、、///

ut「ま、まぁ、次はナイフでも使ってたらええんちゃう？」

ナイフかぁ、近距離戦ってことだよね。

なんかこっちもかっこいいかも...！！

ut「まず、腰に力入れてちゃんとバランス取った体勢で構えるんや。足は肩幅より少し広げて、両手を前に少し出す。

両手とも前に出すんや、左手は主に防御のためや。

相手がスキを見せた時、できたら関節を締めに行け。できなくても、脇腹、喉、頸動脈、腿の内側に深い傷を追わせることを目標にするんや。

あ、それからナイフ持つときは力入れないで親指を鍔か刃の背にそっと添えるように握りな。」

『だ、だいせんせ....情報量多すぎて頭パンクしそ....』

ut「ん？あぁ、すまんすまん笑、いつも兵に教えるように教えてもうたわ。ゆっくり教えるから、ちゃんと聞いとけ？」

『はーい。』

相手は素早く動くロボット。
でも特殊で、人間とほぼ同じ動きをするし、体そのものが人間みたい。

ーー構えのときは、格闘技と似た感じで、足を肩幅に開いて、両手とも前にだすんやけど、ナイフを持ってるほうが前な。もう片方は守りのためやから。

攻撃するとき、もし余裕があるなら、左手でーー

こうして....こう！

あの時空手部少し体験したおかげか、結構体に馴染みやすい...！

ｼｭｯｼｭｯ

ｻﾞｸｯ

『できたぁ！』

ut「...、ノクちゃん上手すぎやろ。やってた？ってくらいや。」

『大げさですよ、まだ全然、未熟です。』

ut「ナイフはできるってわかったし、次はハンドガンでもやってみーひん？」

おぉ、銃！！

『でも、銃なんて撃ったことない...です。』

ut「だから、慣れるまでは的あてゲームしよ！その方が楽しいやろ？」

『おぉ、はい！』

「おぉ、俺も！はい！」

うんうん、一緒にやろ.....！？

『だ、だ、誰ですか！？』

zm「すまんすまんｗいい反応するなぁ、ｗ

鳥井希、特殊暗殺部隊隊長・接近部隊隊長の上級大将。コードネームはゾムやで！」

ut「ノクちゃん驚かせるとか大罪や！一回逝ってきーや！！」

『あ、あの、訓練...』

ﾜｧﾜｧﾜｧ

「すまんな、あいつらうるさくて。」

zm「お前が言うんやないわ！いつもうるさいやろ！」

ut「ｼｬｵﾁｬﾝ、ゾムがうるさいねん。助けて。」

『あの、次はどなたでしょうか...』