鬼に気を許す私は、鬼殺隊にいる資格はないのでしょうか？弐【鬼滅の刃】

陸拾漆 ページ27

無惨Side



なぜ




なぜこんなにも見つからないのだ・・・。



早く見つけて、真実を知りたいというのに。





最近、鬼狩りが近づいている。最終戦への道も近づいてきているというのに。

早く、一刻も早く彼女の性能を見つけ出し、摂取するか判断をしなければならない。もしも２つ目の性能が安全なものであれば、すぐにでも彼女血をもらわなければならない。


そうすれば、朝夜関係なく、そして太陽の下で歩けるようになる。



私の望んでいたことだ。



これさえ叶えば、もう鬼という生き物は、完全体となるのだ。




強く、


永遠に生きる者、



完璧だ。







ﾄﾞﾀﾊﾞﾀﾄﾞﾀﾊﾞﾀ



なんだ、うるさいな。



？「......た！......つ.....した！」


ん？

何を言っているのだ。




童「見つけました！あの書物を！見つけてきました！」


な、


なんだと！



「早く見せろ。」



童「はい。こちらです。」



これはボロいな。




「........人間に、戻る.........この書物.....本物か？」


童「ち、違うのですか？たしかにこちらがあのお屋敷にあったものなのですが...」



これは、違う。



この筆跡は、見たことがある。





確か......神楽のものだ。




確かにこのような筆跡だったはず。


神楽は、あの日、逃亡した。私が力をやると言ったのに、そんなものあってどうすると言い返されたあいつ.....


まだ、１６だっただろうか。


歳はあまり覚えてないが、約二年前頃だったか。






これは、人間の罠か。


今、どこにあの書物は渡っている。



「これでは、ない。ﾌﾞﾝｯ、ﾊﾞｧﾝｯ

早く、この書物と似たものを受け継いで持っている者を探せ。」

童「で、ではこの書物は....」


「偽物だ！早く探してこい！」


童「他の者には伝えますか？」


「あぁ、今すぐ伝えにいけ。」


童「はい。(なんでこんなに怒ってるんだ...もう、猗窩座殿に任せればよかった...)」




なぜ、あいつが....



せっかく見つけたというのに！！



まだ、Aはここにおいておくとしよう。





少しは.....申し訳ないと思っているがな......。






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ー新キャラー

神楽：
・現在１８歳
・鬼舞辻に鬼になるかと誘われたことがある
・書物と関係する

作者から.....謝罪......→←宣伝☆

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