参拾伍 ・過去編Part２ ３・ ページ41
そう、村を出るしか方法はなかった。
そもそも、私が刀を振ればよかったのに。
怖くて振れなかった。
もう過ぎたことだ。仕方がない。
よし、村を出よう。
荷物はあまり持っていかないことにした。
お金はたんまりと。
そして服と食べ物はは最低限持った。
問題はお母様。
「あなた...
なんで帰ってこないの？早く帰ってきてよ...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」
『お母様！村を出ますよ！
この屋敷は売ったので、明日には出ないと！』
「え？村を出る？無理よ。」
もう、、、これだからめんどくさいんだよなぁ。
『ほーら、行きましょう？
ここはもういれない。お母様だってわかってるでしょう？』
「.....わかったわよ。
ちゃんと面倒見てよね。」
『わかっています。』
めんどくさい母と、村を出た。
＿＿＿＿＿＿＿
ここ。
どこだよおおおおおおおおお！？！？
なんだこの森、さっきから同じところをぐるぐるしてる気がするんだけど！？
もう、最悪。
夜は鬼が出るし、早めに泊まるところを見つけないといけないのに...
あ、やばい。
目眩がする。
栄養不足？
はぁ、ここで死ぬなんて....
来世は鬼なんていない、幸せな家庭に生まれたい。
そう願って、目を瞑る。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あぁ、お母様の声が聞こえる。
幻聴かな。
もう天国に来たとか。
いや、地獄かな。
いっそ、どこでもいいや。
『.....ん？』
「！A！もう、心配したんだから！」
『え？私死んでないの？
え、ここ天国じゃないの？』
「？何言ってるの。Aは生きてるわよ。」
あらまぁ、私生きていたみたい。
....なんで？
？「ん？目が覚めたか？
お前たち、森ん中で寝てるから拾ってきたんだけど。
だいじょぶか？」
『えっと、貴方は？』
まっっっったく状況が理解不明。
？「俺は影河佐助。影柱だ。お前、鬼殺隊を知ってるな？
お前のその瞳。元夜柱の娘だろう？」
ん？元夜柱？
誰やねん。
『その人の名前ってご存知ですか？』
影「ん？あぁ、あいつは星月華李だ。」
あ、お父様の名前だ。
ってことは、お父様は夜柱ってこと？
『えっと、その通り、私は星月華李の娘。
そしてそこにいるのが星月華李の妻です。まぁ、つまり私の母です。』
影「そうか。やはりな。
お前、剣術は学んだか？」
『いえ、全く。』
突然の誘い。
影「お前、鬼殺隊に入らないか？」
え＿＿＿＿。
参拾陸 ・過去編Part２ ４・→←・作者が通ります！・豆くん好きはカモン！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さつき(プロフ) - 続き楽しみにまってます (2020年4月22日 1時) (
レス) id: 9dcbf03345 (このIDを非表示/違反報告)
・小豆・(プロフ) - さつきさん» ですよね？あ、ご指摘ありがとうございます！そして読んでいただきありがとうございます！嬉しくて泣く(´；ω；｀) (2020年4月22日 1時) (レス) id: f4c59468c0 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - よくありますよ私もよく文字変換の時に間違えたりしますし (2020年4月22日 1時) (レス) id: 9dcbf03345 (このIDを非表示/違反報告)
・小豆・(プロフ) - さつきさん» あれ。最近誤字が多いなぁ(´；ω；｀) (2020年4月22日 0時) (レス) id: f4c59468c0 (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 悲鳴嶼さんの漢字が非鳴嶼になってますよ (2020年4月21日 17時) (レス) id: 9dcbf03345 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fii | 作成日時：2020年4月13日 11時
