鬼に気を許す私は、鬼殺隊にいる資格はないのでしょうか？【鬼滅の刃】

弐拾陸 ページ31

宇髄Side



俺は聴覚が優れている。



派手に優れているわけではないが、まぁ相手の気持ちを読み取れる程度だった。





なのに俺は、悪菜がいじめられていることを聞いて腹が立ち。


一切Aの話を聞こうとしなかった。

音で感情を読み取ろうとさえもしなかった。









このことは嫁に話してあったが、嫁には反対された。


須磨「絶対にその女の子がやったわけじゃないと思いますよ！！」


まきを「そうだそうだ！」



雛鶴「二人とも落ち着いて。ちゃんと話を聞いてあげたのですか？天元様？」



俺は聞く必要なんてない！と答えて違う部屋に行ってしまった。



あのとき冷静になれば、道を間違えなかったのだろうか。






まぁ、考えても仕方ない。

とりあえず謝っておかないとだな。





宇「すまない、嫁が言っていたことを信じればよかった。

本当にすまない。」


すると、


『お嫁さんは勘のいい人なんですね。是非会ってみたいです。

まぁ、お嫁さんにはお礼を言いたいですね。』



俺のことは話さない。



あぁ、俺はなんてことをしてしまったんだ。

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