鬼に気を許す私は、鬼殺隊にいる資格はないのでしょうか？【鬼滅の刃】

師匠の思いは＿＿＿。 ページ22

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拝啓、
継子・悪菜へ



今、空は晴れてるかな。


突然だけど、愛って難しいよね。


私も、愛されたことってないの。だから、私を大好きっ！って言ってくれるあなたが大好きだったの。

だからこそ、私に愛の注ぎ方なんてわからなかった。

それがあなたを追い込めちゃったのかな、ごめんなさい。



でもね、少なくとも、私の真実の愛の意味はね。

本当の自分を、

堂々と見せられる自分を

好いてくれる人たちなんじゃないかなと思うんだ。



だからね、悪菜。


過ちを犯してしまって、あなたが好かれなくなっても。


その人に対して罪を償うわけでもない。

反省でもないってうのはちょっと違うけどね、


もし過ちを犯したなら、



前を向いて、今後その人に好いてもらえる様に、どうしたいか考えて、努力しなさい。







私は、私は愛の注ぎ方がわからなかった。


でも、前みたいに笑って、大変な修行を一緒にこなしていく事が

私なりの愛の注ぎ方でした。


世界一愛していた、悪菜へ。



頑張ってね。死にたいなんて、言わないでね。




　 師匠・元闇柱、
　
　 燐情渚。

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