鬼に気を許す私は、鬼殺隊にいる資格はないのでしょうか？【鬼滅の刃】

拾捌　・過去編２・ ページ21

師匠に拾ってもらって、継子にしてくれると言われた。



すごく嬉しかった。


でも、修行は過酷で、逃げ出してしまうときもあった。






そんな時、まだ柱ではないAを見つけた。


周りの人たちには笑顔で接されて、師匠と思われる人にはハグまでされて、泣かれていて。




悔しかった。
なんで私じゃないんだろうって。

私の方が頑張ってるのに、苦しい思いしてきたのに。

なんで？って毎回思ってた。




そんな時、師匠に反発してしまった。



悪「どうして！！！！

なんで私は愛されていないんですか！？


私は誰よりも努力していて、誰よりも頑張っているのに！！！



師匠なんて知りません！！！！」



師「っ！待って！悪菜！

お願い！待って.....よ....ｳｩ。」



飛び出した。


一瞬でもあそこから離れたかった。




その時からどうかしていた。

最終選別に行って、他の隊士達を盾にして。






他の隊士達から手柄奪って。







馬鹿だったんだ。本当に。









そんな時、残酷で、最悪な情報を耳にした。




師匠が亡くなった、



と。




泣いた。泣きまくった。なんで私はあんなこと言ったんだろうって。




私の鴉から聞いた。師匠は私にしか遺書を残さなかったって。






悪「こんなの......ひどすぎるよ.....


うわああああああああああああああああああああ！！！！！」



そして私は遺書を開く。





師匠の目の前で。






ﾊﾟﾗｯ

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