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そのまま考え続けて、日が登った。
僕なりに頑張って考えては見たが、結局良い案は思い浮かばず。
一応は案を思い付いたものの、これはこの前の敵と同じようなことをしているようなものだから却下した。
「でも、これ以外に案は無いんだよなぁ」
もうぶっつけ本番で、昨日と同じ場所に向かうと、もうすでに魈がいた。
「魈」
「お、ぼろ」
「ほら、今日も稽古。するんじゃないの？」
魈は、僕が昨日言ったことを気にしているのか、模擬戦中に考え事をしていた。
もしや、昨日僕の言い方が悪かったのかな。
僕のせいだったら、どうしよう。魈に嫌われているかも､､､､。
いや、僕を嫌いになったら、稽古に来ないはず。
でも魈は自分から言ったから、申し訳ないと思って来ているだけだったら、精神的に､､､､。
うーん、と僕が手を顎に当てて唸っていると、魈が僕に気付いて近寄って来た。
「お、朧、その､､､なんだ。稽古のことなんだが､､､､えっと」
魈は自然に聞くことが出来ないのか、どう聞けば良いか迷っている。
というか口がモゴモゴしていて、子供のようでとても可愛い。
僕が魈の行動にふふふ、と微笑む。
「なっ、何を笑っている！！」
魈は顔を真っ赤にし、僕の服の裾を引っ張ってくる。
「ふふふ、魈が弟のようで､､､､w」
いつもはピリピリとしている魈が、言葉に詰まると口がモゴモゴするなんて意外だった。
僕は、引っ張らないで〜、と言いながら魈の頭を撫で、今後の稽古について言う。
「これからは防御を一人前に身に付けて、攻撃されても防げると言う思考を持つんだ」
「防御､､､､。具体的にどうすれば？」
＿＿＿＿＿＿＿
なぜか書く度に魈のキャラを忘れていく､､､､。
今は魈の復刻ですね！皆様は引けましたか？
私はなぜか辛炎ちゃんしか出ません！！
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作者名：ピンポンパール | 作成日時：2024年2月22日 19時
