渡辺家の妹は美しすぎる！

beautiful.8 ページ9

Ryota.M.side

"りょーくん"は小さくてまだ"涼太くん"といえなかったAがりょーくんって呼ぶのが可愛すぎて放置してたら定着しちゃった俺のあだ名ね。

あの時代のAも可愛かったなぁ…いつも翔太よりも俺の後ろに引っ付いて来るところとか愛おしくて仕方なかった

まぁ、3人それぞれの形で芸能界に入ってからお互い、関係性を変に勘繰られないよう気をつけていたからAが俺のことりょーくんって呼ぶこと知ってる人なんてお互いの親ぐらい。

まぁ、普通に会ったら呼んでくれるけどね

でも表立って呼ばれることは無くなっちゃったからみんなの前で呼ばれたことは嬉しいんだ。

ただね

渡「おま、やったな！？」

『わざとじゃないもん、うっかりだもん』

渡「うっかりでバラしちゃってどうすんだよ！今まで機会伺ってたのに！！」

『はぁー？言い出せなかったの間違いでしょ？言う機会はいくらでもあったんでしょ？？』

渡「はぁー？？涼太お前なんかAに言ったろ」

『りょーくんは関係ないし！巻き込むな』

まずいかな…？これは激しい喧嘩になりそう…？

渡「だいたい、お前はいつもそう！何でもかんでも涼太、涼太」

『当たり前じゃん、りょーくんの方が優しいし』

渡「俺だって優しいし」

ん？

『は？』

渡「ダメだからね？涼太んとこ泊まるのは」

『え、…私鍵貰いに来たんだけど…』

なんだ、翔太は拗ねてただけだったんだね

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