渡辺家の妹は美しすぎる！

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Aside

泊めてと言ってお兄ちゃんに了承を得たものの、鍵が家の中で…持っていない。

しかも、取りに行けない

渡「鍵お前持ってんじゃねーの？」

とかツッコミされる前に、矢継ぎ早に

確か今日のお兄ちゃんは◯◯局でバラエティーの収録

鍵を取りに行くしかない

こそぉっと行こう

まぁ、お兄ちゃんは頼りにならないのでりょーくん頼りかな

…

お兄ちゃんに指定されたところに行くといたのはりょーくんだった。

『むしろ、りょーくんでよかったかも。しょーちゃん頼りないし』

宮「A、完全に心の声でてるよ」

『あっ……』

宮「あ、鍵受け取り忘れた」

『うそでしょ？どっちも忘れてんの？本題を？』

どんだけ天然なんだよ"ゆり組"

と、心の中で悪態をつく

宮「心の中に収まりきってないよ」

そんな感じで、もう仕方ないので楽屋まで取りに行かなくてはならなくなった。

雑談しながらテレビ局を歩いていると急にりょーくんが

宮「まぁ、翔太が鍵のことワタワタして忘れてるの気づいてたけどね」

と言い出す。

え、

『じゃあ言ってあげればよかったのに。二度手間じゃない？』

この広い局の中を往復するの面倒くさくないか…？

宮「ちょうどいいと思わない？」

『なにが？』

宮「メンバーのみんなに伝えるのに」

『…』

確かにそうだ。

そうだけど…

『こんな形でいいのかな』

宮「なにが？」

『もっと、ちゃんとした感じで…ほら、ハプニングでうっかりーみたいな感じじゃなくてさ。改めてこう…挨拶するっていうのは…』

宮「翔太もAも考えすぎなんだよ。もっとね、気楽でいいの」

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