第27話 ページ28
貴方side
イルミの完璧なエスコートによって、私達は堂々と絨毯を歩く
分厚いガラス張りの豪華な扉をくぐる
豪勢なシャンデリア、ワインレッドとゴールドで飾られた壁や床
花瓶や些細な小物も、絶対100万はこえてそう…
いる人たちも貴族のような格好をしてる
…そんな貴族連中にめっちゃガン見されている私達…
っていうか私
貴「ねぇ、わたくし、めちゃんこ見られておりませんですの？」
イ「何その下手くそな言葉使い。
まぁ、そりゃゾルディック家長男の婚約者とか目立つの当たり前じゃない？」
貴「」
……確かに…確かにそうだな
確かにそうだな！？！？
こんなブスがイルミ様の婚約者なんて…っ！！とか思われてるのか
まってそれ素晴らしい風評被害(?)
イ「…とりあえず、ゾルディック家の知り合いには一通り挨拶行くよ。
婚約者ってこと忘れないでね？」
貴「…うっす…。」
＊
貴「…〜〜〜づがれたぁっ！！！！」
トイレで息抜きなう
いや、待ってこれありえないほど疲れる
イルミの婚約者として、ニコニコとして挨拶しないといけないの…
わりがちキツい…
鏡の前でため息をする自分を見る
…ていうか、私こんな綺麗な顔面してたんだなあ…
いや、ナルシストとかじゃなく
…この世界に来る前と結構顔面が変わった気が…っていう意味で
…まぁ、もうよくわかんないから、私の境遇についてはよく考えないようにしている
貴「…そろそろ戻るか。」
軽く髪型を整え、口紅をぬりなおす
トイレから出て、会場に戻ると…先程までいた場所にイルミがいなかった
…待て待て落ち着け？？？
あんな180cmこえのロングヘアーイケメン、すぐに見つかるさ…！
…って、思って辺りを見回すが、会場は広いし人も多い
視野に入る人達に、ロングヘアー180cmこえのイケメンはいない
貴「…困った。まぁいいか、せっかくだし高級料理おなかいっぱい食べよ。」
そう思い皿を手に持って、片っ端から料理をのせる
と、その時
青年｢すみません、お嬢さん。｣
貴「へっ！？あ、はい！？！？」
料理を頬張ってると、黒髪にバンダナをつけてる美青年に声をかけられた…
……まって…なんか、このバンダナ…
見たことあるな……？？？？
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ふ。 - いや親に捨てられるって暗い過去なんじゃないかのぉ〜……私が精一杯養いたいです。頑張ります（？） (4月5日 2時) (
レス) @page41 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
奇襲ﾁｬﾝ(プロフ) - コメント失礼します。オリジナルフラグ立ってますよ (2022年3月21日 3時) (レス) id: 5404d18aa4 (このIDを非表示/違反報告)
月夜桜(プロフ) - 夢主のノリとヒソカの独占欲とイルミのヤンデレと幻影旅団の尊さが最高です！これからも更新頑張ってください！！応援してます！！！ (2020年5月15日 14時) (レス) id: 18199fcc89 (このIDを非表示/違反報告)
NNN(プロフ) - ものくろ。さん» そんな喜んでくれて死ぬほど嬉しいです…(´；ω；｀)待っていてくれてありがとうございます…！！必ず完結させようとは思っているので是非今後もよろしくお願いいたします…＿|＼○＿ (2020年5月10日 0時) (レス) id: 2884242309 (このIDを非表示/違反報告)
ものくろ。(プロフ) - 本当に驚きました泣きそうです！！！！！貴方の作品が一番好きなんです私っ！！でも更新停止しててずっっっと待ってました！！！！！本当に大好きですこの作品！！！！とりあえずエリザベス＝カルパッチョしんど過ぎて余裕で腹筋もげましたありがとうございます！(？) (2020年5月9日 17時) (レス) id: c3e977b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NNN | 作成日時：2019年1月23日 0時
