No.43 ページ4
ルフィは完全に腰が抜け、ダンパの上に座り込んでしまっていた。
そこに、虎公が崖から飛び降り、ルフィの目の前に降り立つ。
ルフィ「これはおれが仕留めたんだ!!おめェなんかに渡して、ぅう、た、たま、たま、たま、たまるか!!
ええい!!」
ルフィは涙目になりながらも、鉄パイプを振り回す。
サボ「相手が悪すぎる!!早く逃げろーー!!」
ルフィ「やだ!!あっち行けバカ!!行かねーと、ぶっ飛ばすぞ!!こら!!」
ﾄﾞｶﾝ
ルフィ「ぐわあっ」
ﾄﾞｼﾝｯﾄﾞｼﾝｯ
エース「あのバカ!!」
サボ「ルフィ!!」
貴女「諦めろ!!」
ルフィ「…っ……やだ!!この〜…“ゴムゴムの”〜〜!!」
それも虚しく地面に当たり、大虎に踏まれ、ルフィは虎公の頭に乗っかってしまった。
ルフィ「うわああああっあああ!!」
そして振り落とされ、また転がるも起き上がる。
…っていやいやいや、ルフィ死ぬ気!?
ルフィ「この…“ゴムゴムの”〜〜…」
貴女・サボ・エース「待て待て待て!!」
私達はルフィを担ぎ、走り出す。
ルフィ「うわあっ何すんだ!!」
エース「獲物に気ィ取られてるうちに、逃げるぞ!!」
貴女・サボ「おう!!」
ルフィ「覚えてろよ〜〜〜!!!」
───
─
その夜、私達はその前に獲っていたダンパを担ぎ、吊り橋を渡っていた。
ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ
静かな辺りに、私達の行きの踏む音がやけに目立つ。
ルフィ「…はァ…」
ルフィはさっきから、後ろを振り向いてはため息をついていた。
サボ「初めて獲った獲物、残念だったな」
エース「ほっとけ、あの虎公が相手じゃしょうがねェだろ」
ルフィ「けど!!あれはおれが獲ったやつだぞ！人のモン取りやがって!!」
貴女「いやどの口が言ってんだ」
ﾄﾞﾝｯ
ｸﾞﾗｸﾞﾗ…
貴女・サボ・エース「うおおおぉぉおっ」
ルフィがジャンプした反動で、橋が大きく揺れた。
エース「バ、バカ！揺らすな!!」
ルフィ「あはは、あははっ」
ﾄﾞﾝｯﾄﾞﾝｯ
貴女・サボ・エース「ああああっ」
サボ「お前ッこのッ!!」
エース「やめろルフィ!!」
貴女「その内穴開いて落ち──…」
ﾄﾞｼｬﾝｯ
ルフィ「うわあっ!!」
案の定橋に穴が開き、ルフィは谷底に落ちそうになり、私達はダンパを放り投げて腕を掴む。
ﾊﾞｼｬｰｰｯﾝ
.
貴女「うぐっ…んっ…くっ…」
サボ「ん…くっ…ん…んん…くっ」
エース「く…んぐぐん…ぐっきっ…」
.
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シルネ(プロフ) - ななみさん» ありがとうございます！頑張りますo(｀^´*) そうですねwウチのリア友です♪ (2018年8月28日 21時) (
レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 面白いです!! 頑張ってください<(`д´)/ｶﾞｯﾂ あと、4個下のななみさん…名前一緒ですね♪ (2018年8月28日 16時) (レス) id: 7b26242c7f (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ミリアさん» 本当にありがとうございます!!「逆行」を例えれば…打ち上げ花火のあの映画みたいな感じでしょうか!?wこれからもよろしくお願いします!!! (2018年4月25日 21時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - ワンピースのルフィでルフィ♀は女の子になっていてヒロインな事と逆行は過去に戻ると言う意味で記憶を持ってたり実力もそのままだったりです(多分)説明が下手なら凄くすみませんこれからも頑張ってくださいね応援します。 (2018年4月25日 20時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - ななみさん» Oh！一気読みしたのか！w 読んでくれてありがと〜〜!!! (2018年4月25日 7時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルネ | 作成日時：2018年4月8日 15時
