《ジョジョの奇妙な冒険》で【不良少年に迫られる】〜夢小説〜 (ページ2)

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①～馴れ初め～ページ2

？？？｢人にぶつかっておいて、失礼な女だな。｣

同じ制服、奇妙ながらにデジャブを感じる
こんな長身の男、有名じゃない筈がない

？？？｢すまねぇな。怪我はねぇか、｣

彼は、
ポッケに突っ込んでいた手を差し出した。

｢無いです。お怪我はありませんか？｣

ゴツゴツして逞しい手をしている

？？？｢ない。悪かったな、不注意つーやつだ。
ところで、こんな時間に何やってんだ？｣

不意な質問に鼓動が速まる。
先程の事を突かれてしまいそうだ

｢部活帰りに、トラブルがありまして遅くなっちゃいました。｣

彼の
表情が見えない

怖い

目先の男が蛇に見える
胃に飲まれる前の蛙のように私は、怯えることしかできない

？？？｢……男の叫ぶ声から逃げてきたのか？｣

な、

バレたの！?分からない、いやシラを切る、逃げる？

｢……知らないです。そろそろ、失礼しますね。ぶつかってしまい申し訳ないです｣

？？？｢……女1人で夜道を歩くつもりか？｣

間髪入れず淡々と喋る彼が恐怖の対象でしかない
焦りすぎてしまったのか

ここは受け入れて、バレないように話すしかない

喉が焼けるように痛い
彼の心情を読み取る手段が、声色しかない。

暫く沈黙を通すつもりだった