No.145 ページ10
「…シャル、人混みで埋まりそう。」
「ナナの雨この一帯に降らせれば…」
「却下！」
はい、今なにしてるかというと〜
シャルと一緒に街をぶらついてます！
いやー、警備の調査とかちょっと円したら一瞬で終わっちった。
で、このまま帰るのもアレだからちょっとうろうろしてる。
ハンターの皆さーん、賞金首捕まえるなら今がチャンス！
とか考えてたら、なぜかシャルとはぐれた今日この頃。
あれ、これ結構ヤバくね？
どうしよう。本気で迷子になった。
うーん、この人混みの中からシャル見つけるのは結構至難の技だわ…
「おい嬢ちゃん。ちょっと遊ばねーか？」
ポケッとしてたら、明らかにガラの悪い人たちに囲まれた。
あうあう。今日厄日なの？
絶対これシャルとかマチとかパクとかその他もろもろに怒られるー
「なんだよ無視か？釣れねーな。…タノシイ事、一緒にしようぜ。」
ジリジリと不良さんたちが包囲網を縮めてくる。
うーん、ここで蹴ちらすのはラクだけど目立っちゃうな
そして不良(笑)たちが飛びかかってこようとしたその瞬間。
一瞬のうちに、私を除く全員の意識が落ちた。
そして真横にずっと探してた大好きな気配が。
「…ナナ、なにやってんの。」
「ちょっとぼけっとしてたら…」
そう言うと、シャルが盛大にため息をついて…
「もうはぐれないでよ。…心配したんだから。」
「大丈夫だよー、死なない死なない！」
「ナナがあいつらの視線に晒されてるのだけでも俺は嫌なの。」
んー、それはちょっと難しいわな。
だって絶したって透明になるわけじゃないしい。
っと思ってたら、唇に柔らかい感触が。
「はい、上書き完了。…ナナに触れていいのは俺だけだから。」
そう満足気につぶやくシャル。
…だから私、キスされるの慣れてないの！
というかここ外だよ⁉
ダメだ、恥ずかしさで死ねる。
「…え、ナナだよね？」
「そう思いたくはねーが…そうとしか見えねえ。」
と、よく知った声2名分がすぐそこから聞こえてきた。
…違うよね、ねえ違うと言って！
抵抗する首を無理やり回して声の方向を見る。
「・・・見てた？」
「…ナナ、ひさしぶり。それについては何も言わない。」
そこにいたのはゴントキルアとレオリオ。
ねえもうやだ！なんで今日こんなに厄日なの！
…よりによってあんなところ見られるとは。
穴の中で窒息死したい。
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りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
