No.176 ページ42
マチの絶はすっごく綺麗だ。
能力的にも隠密で動くのが必須だからだと思うけど。
でもそのマチがオーラを乱れさせた。
まあそれだけ感情が揺れてるって事だよね。
何かあったら止めないと
。
クラピカと関わった事のないメンバーは今、シズクだけ。
フィン、シャル、マチは……
とにかく何するかわかんないから備えは最大に。
しかも中にいるのは私たちを標的にしてるノストラードファミリー。
攻撃されないとも限らない。
とりあえず起きうるいろんなケースから最悪のものを選ぶ。
たとえそうなっても対応できるように。
よし、準備オーケー。
そう思うと同時に、扉が開く。
「何用だ。客を呼んだ覚えはないが・・・って、お前ら！」
出てきたのは、目付きの悪いおっさん。
不思議な模様の入った刀を持ってる。
あー、この人見た事ある。フィンかなんかに殺られた人だ。
「えっと、私たち幻影旅団でーす。敵対の意思はありません。」
みんなの殺気がヤバイので、アクションを起こされる前に動く。
みんなを阻むように前に出て、静かな殺気。
「もちろんあなたたちのボスにも手出しするつもりはありませんよ？」
「そんな事信じられるわけないだろうが！」
そう言って、斬りかかろうとしたおっさん。
だけどその刀が抜かれることはない。
「……用意周到だね、ナナ。」
「動き出す前に仕掛けるのがスタイルだから。」
シャルとそんな事を話しながら、あわてているおっさんを拘束。
やっぱり便利な蜘蛛糸！
あのおっさんの刀を視認した時点で、私は蜘蛛糸を鞘に巻いた。
必ず抜けないように。
蜘蛛の前で敵対の意思を見せたら、その時点で死ぬ。
そんな騒ぎ起こしたら、目立って仕方ないもん。
「んじゃ、侵入しますか。」
フィンに拘束したおっさんを投げて渡す。
「俺がこいつ持つのかよ……」
「強化系でしょ？私、力ないんでー。」
「へいへい。運べばいいんだろ！」
「珍しく物分りがいいね！」
っと、フィンの右腕の筋肉が動こうとしたのを察知。
あわてて避ける。
はあ、円なかったら死んでたわ。
「…本当にお前の円は反則だろ。」
「えー、だってか弱い女の子だもん。防衛手段は持ってないと。」
「か弱いやつは今の打撃は避けられねえよ！どの口が言うんだか。」
そんな事を話しつつ、クラピカのいる部屋に。
今の所、異変は察知してない？
あ、ヤバイ。
センリツさん……予想外に厄介だわー。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
