No.171 ページ37
「いやだってそれはダークリリーの制約的に…」
「だとしてもあんな広範囲にやらなくても良かっただろ。」
「あー、えーとそれは・・・あははっ。」
ごまかし気味に笑うと、マチから拳一発。
「ごめんなさいでした…」
「まったくもう。能力の加減ぐらいできるようになりな。」
「…ダークリリーに関してはちょっと無理。周りへの被害が…」
だってあの能力の調整やってたら人が何人死んでもおかしくないよ？
毒の雨だからね？
傘さしてても貫通するよ？
布ぐらい楽勝で溶かせますとも。その気になったらキルアにも効かせられる自信ある。
「なんでそんなにきつい制約？」
どこからともなく現れたシズクに聞かれる。
「ナナはオーラ量多いから大丈夫かもだけど、私がやったら死ぬんじゃないかな？」
「はい？」
「オーラ使い果たしたら死んじゃうよ？生命力そのものだし。」
「…うっそーん。」
まさか。
せいぜい倒れるぐらいかと思ってた。
オーラ量多くて助かったわー。結構真面目に。
でもねー、能力の効果的にある程度大きい制約つけないとだったし。
だって広範囲に致死毒撒き散らすんだよ？
弱毒にすればこの辺の市街地全域にも撒ける。
べんりべんりー
…なのか？
「…まあ昨日は近くにシャルがいたから。」
「なんでシャル？」
なぜかマチがちょっと拗ねてる。
え、かわいい。どうしよう、萌えで死ぬ。
「えー、だってほら。絶対支えてくれるってわかってたから。」
だからこそ躊躇なく倒れられた。
敵の存在なんて気にせずに済んだ。
そんなことを考え考え、頑張って一言にまとめる。
「シャルだったら命預けられるの。」
それを聞くと、マチは頭を抱えて座り込んだ。
え、こわい。私何かした？
「…シズク、マチがこうなった原因は？」
「さあーわかんない。」
「だよね。私がバカなわけじゃないよね？」
「うーん、ナナをいまバカって言うとこの状況がわかってない私もバカってことになるから…
今だけはナナがバカじゃないってことにしてあげる！」
「まわりくどっ。」
シズクとそんなこんなでキャイキャイしてるうちに、なぜか説明が終了している今日この頃。
え、ちょ。作戦私聞いてないんだけど。
まあ全面的に悪いのは認めるが！
「…じゃあペアでおびき出してきて。夜の襲撃に差し支えありそうな奴らだけでいいよ。」
シャルがそう言うと、みんながぞろぞろと散って行く。
…うむ、状況がつかめん。
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りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
