No.156 ページ21
「こんな子供を殺すだけで高額賞金か。」
「そういうの取らぬ狸の皮算用って言うんだよ？」
そんな事を言い返しながら、上二人の攻撃を躱す。
地面の下のミミズさんは絶賛スタンバイ中。
うーん、この戦法確かに使えなくはないけどさー。
円で周囲の状況、地下も全部わかっちゃう私にはすっごく意味のない作戦だよね。
むしろ逆に戦力分散でもったいない。
んじゃ今のうちに仕掛けますか。
刀を構えて、二人の足を薙ぐ。
当然避けられるけど、目的はその二人じゃない。
「…なぜ、わかった？」
地下にいるミミズさんの心臓に的確に刺す。
地下に潜るって事は、地上の様子がわかりにくくなるって事でもある。
それを逆手にとって、二人を攻撃するふりをして、心臓を刺した。
場所とか円してるからミリ単位でわかるし。
「理由？教えるわけないじゃん。」
そう言いながら首を落とす。
一応さっきのが致命傷だとは思うけど、念には念を置いてだね。
あっ。
すごいどーでもいいけどさ、さっきヒルさん先に殺そうと思ってたんだけどなー
なんかショック。
まあ気を取り直して。
「あとは二人だね。安心して、すぐに楽にしてあげるから。」
「くっ…調子に乗んじゃねーぞ。ガキどもが。」
「…ねえ、バカなの？」
もう、学習能力低すぎて逆に笑えてきた。
だから蜘蛛を侮辱するのだけは私許さないから。
「前言撤回。ゆっくり苦しんで死んで。」
そう言うと、刀をレイピアに変える。
あ、レイピアって細い剣の事ね。
そして、飛びかかる。
蜘蛛を、私の家族を侮辱したバカどもに。
まずは、ヒルさんから。
私のスピードについていけずに、後頭部を切られる。
でも細いんだよね、この剣。
一発脳を傷つけられたって死にはしない。
でもまあ動けなくはなるけど。
その流れで、シャルに殺られた人も同じように攻撃。
はい、隠獣の活き造り完成。
いたぶりますか。
「ねえ、二人ともまだ一応意識あるよねー。」
倒れて動けない二人を見下ろして話しかける。
「どういう気持ちー？ガキって思ってた小娘に傷一つ付けられす殺されるのは？」
ごめーん、私経験ないからわかんないやー
そう笑いながら言う。
とにかく最大級の苦痛を与えたい。
肉体的にも、精神的にも。
唯一の最大の逆鱗に触れるなんて。それも二回も。
こうなっても仕方ないよね。
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りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
