No.154 ページ19
みんなぞろぞろと気球から降りる。
下を見下ろすと、なんともおぞましい景色が。
…だって死体が折り重なってるんだよ！それ見たらまあ地獄絵図だよ！
その様子をみて、遠くから他の組がわらわらと参戦してくる。
あの人たち学習能力ないのかな？
だって一人であの人数壊滅させられちゃうような人が何人もいるんだよ？
おとなしく殺されるはずないじゃない。
と、そんな事考えながら円。
「うわー、思ってたよりマフィアの初動が早い。
さっき殺った組の中に情報伝達系の能力者がいたのかも。」
というか、そうとしか考えられん。
だっていくらなんでも場所バレるの早すぎだし。まあ好都合だけど。
…でもやっぱちょっと罠とか張りたかったなー
と、シズクからかなりえげつない提案が。
「全部集まってからちょっと大きめの攻撃したら、自滅するんじゃない？」
「…ああ、混乱させてパニックに巻き込むって事か。」
シズクの発想がなんか色々怖いんだけど。やだやだ。
「あ、シャル。かなりの使い手が7人。人数とかオーラからして多分隠獣。」
「了解。どうする？一人一匹ずつにする？」
「シャル、あいつらは俺の獲物だ。手出すんじゃねーぞ。」
そう言ってのしのし現れるウボォー。
その姿がどうにもアニメの中の姿と重なって。
だって一人で戦おうとするところとか。全然変わってないんだもん。
…でもアニメと違うのは。
「ダメ。私も行く。」
私がいる事。
「はっ？何言ってんだよ。あんぐらい…」
俺一人で足りる。
そう言おうとでも思った？
絶対言わせない。そのために私はここに立ってるんだから。
「隠獣はマフィアの精鋭。
不意打ちだったらまだしも、こんなに警戒されてたらさすがに苦戦すると思う。」
アニメだって最終的にトドメを刺したのはクラピカだったけど。
だけどその前の麻痺毒やヒル。あれがあったからあんなに簡単にできたんだ。
隠獣は間違いなく強敵。
「一人より二人の方が強くて鋭い刃になれるって思わない？」
これでもし止められなかったら。
ウボォーに嫌われる覚悟で、突っ込むしかない。
だって…生きてて欲しいから。
「…俺が4匹だからな。」
「了解。残りは任せんさい。」
ふう、説得完了。
なんだかんだ一番神経すり減らしたかも。
っと、やっと目視できる範囲内に隠獣が。
うーん、やっぱ隙がない。
どうしよ。
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りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
