No.150 ページ15
ふうっと息を吐いて、この会場全体を包み込むように円。
よし、これで会場内の動きは全部わかる。
現在マフィアの方々はみんな、フランの射程内にいるみたいだね。
「フラン、私が全員射程内に閉じ込めるから撃って。」
「了解だ。」
そう言いながら司会進行役の人を殺って、入れ替わっているフランとフェイ。
うわ、なんかもうフェイの手刀が綺麗すぎる。
「んで、シズクと私は外で待ってるから。」
「わかたね。…ワタシ何するね？」
「うーん、余り物のお掃除！」
それを聞くとチッと舌打ちするフェイ。
もー、これだから殺人狂のサディストは！
…ってこの気配は。
「…みんな、円の探知内に念能力者が三人入った。」
もともと何人かはいたことにはいたんだけど…
「たぶん隠獣だと思う。」
各マフィアも、幾つかの組は念能力者をオークションに送り込んでる。
だけどその人たちとは圧倒的にオーラの練度が違う。
…まあ旅団には敵わないけれど。
原作だとここにはいないはずなんだけど。
お宝があるからこその隠獣を使っての警護だよね。
うん、て事は梟さんはお宝を持ち出してないって事。
よかった。うまくいってる。
「…俺の念弾、避けられる程度の手合いか？」
「うーん、まあ多分。でもそこまで強くないよ。…多分私でも殺れる。」
この程度の使い手、今の私なら楽勝でいなせる。
んー、でも私のお仕事は外に逃がさない事だしなー
「フェイ、サクッとお願いします。」
無言で頷くフェイ。…目が怖い。
「じゃ、そゆことで。」
とりあえず作戦については以上で終了。
あとは私のお仕事をするだけ。
絶をして慎重に会場内に忍び込む。
そして、丁寧に隠をしながら蜘蛛糸発動。
扉という扉に蜘蛛の巣を張る。
これでドアに近づいた人からみんな巣に絡め取られて the end。
ふっふっふ。さすがの応用性だな！
「…ナナ、もうそろそろでフランが殺るから出たほうがいいよ。」
「了解シズク。ふわー、もうやる事なくて暇だわ。」
「そうだねー、デメちゃんしか今日はお仕事しないし。」
？
デメちゃんってシズクの念能力だよね。
デメちゃん使うって事はシズクも仕事してるって事じゃないの？
「…シズク、もしかしてデメちゃんって。」
「自我あるよ。機嫌悪いとお掃除してくれないの。」
「あ、そういう事。」
つまり気狂いピエロ的なあれか。なるほど。
・・・なんで？
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りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
