No.148 ページ13
むう、意外と私も旅団に染まってるな。
マフィアの一つや二つ壊しても気にもならなくなってきてる。
っと、私とシャルの両方の携帯から着信音が。
取り出してチェックすると…
『今から1時間後に作戦開始。』
…クロロ、メールが簡潔すぎて逆にわかりにくい。
シャルを見ると、同じくメールが来ていた模様。
「…ごめん三人とも。もう仕事の時間みたい。」
「ああ、わかった。…気をつけてな。」
レオリオからなんとも言えない応援が。
まあ今からするの犯罪だもんね。
微妙な空気の中、手を振って三人と別れる。
「ナナ、行くよ。」
そう言って何気なく差し伸ばされた手。
ねえあのさ、これは手つないでいいって事ですか？
私、恋愛偏差値低すぎてそういうのわかんないのよ。
まあいっか。わたし的には・・・
シャルと手つないで歩きたいもん！
「シャルの手って、綺麗だよね。ウボォーみたいにゴツゴツしてないし。」
「まあ操作してるからね。」
・・・
え、今なんと？
「自分の体そのものを操作できるの。ほら、あんまり筋肉つくと目立つし。」
…つまりビスケ的なやつってこと？
ああ、だから見た目はそんなに強そうじゃないのか。なるへそ〜
「なにそれ便利〜いいなぁ。」
「ナナだったらコピーできるんじゃない？」
「あ、そっか。その手があったか！」
ふっふっふ。
次のコピーの標的、肉体操作に決定ですな！
蜘蛛糸はだいたい完成したし、そろそろ次のに言ってもいいでしょ。
とか考えてたら、裏オークションの会場に。
事前に聞かされていた作戦では、基本は原作と同じだった。
私の役割は、会場にいるマフィアを閉じ込める事。まあ楽勝だね。
「…シャル何するの？」
「警備網のジャック。まあ既に完了してるけど。」
「こっわ。なにそれ⁉」
そんな事を話しながらさりげなくビルに近寄る。あくまでさりげなく。
さーて、どうやって入ろっかなー？
「ナナ、無茶しないでね。」
「わかってる。シャルとの約束は絶対破らないよ。」
そう笑顔で言うと、頭をぽんぽんしてくれて。
よし、やるか！
ここからは何があるかわかんない。
このまま普通に行けば、お宝盗ってそのまま逃走できるはず。
…普通に行けばね。
まあ何が起きても最善を尽くせるように。
それだけは頑張るから。
私が信じるのは仲間だけ。
だから信じてるものを信じ続けられるように。
己の力を信じるんだ。
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りんごぱんだ(プロフ) - オレンジさん» ありがとうございます！頑張って更新させていただきます！ (2018年2月4日 20時) (
レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 続きがとっても気になります!!更新楽しみにしてます! (2018年2月4日 17時) (レス) id: 471f321dcd (このIDを非表示/違反報告)
りんごぱんだ(プロフ) - ゆぎーさん» コメントありがとうございます！とにかく旅団メンバーは何があっても殺させないのでご安心を。というかそんなの書けないです……これからも頑張るのでよろしくお願いします！ (2017年12月28日 13時) (レス) id: 9d7ed27381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぎー(プロフ) - 更新を毎回楽しみにしてます！パクとウボォーはいなくならないでください！夢主無理せずに頑張って！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: 3af73fb010 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年11月10日 20時
