番外編〜旅団のお姫様〜 ページ48
「シャル、次の仕事だが・・・」
そう言ってシャルの目の前に大量の書類を置くクロロ。
その目にはいつものクロロらしからぬ恐怖が…
「わかった。」
シャルの短い返答。
それだけで凍りつくアジト内の空気。
シャルがこうなっているのには理由がある。
それは、ナナからの連絡がないこと。
現在ハンター試験を受けている彼の最愛のお姫様、ナナ。
…彼女からの連絡が丸々一週間途絶えているのだ。
もう心配で心配で心配で。
それでホーム内にはこれほどまでにも恐ろしい空気が流れているのだった…
「…シャル、ナナからの連絡は？」
「来てない。」
パソコンとタブレットを両手で使いながらマチの問いに返答するシャル。
そう聞くマチも手に持ったヒソカのぬいぐるみに針をドスドスと突き立てている…
周りを見渡してみると・・・
意味もなく部屋をグルグルと回るクロロ。← 檻の中のクマみたい
全力でハンター試験会場の方向に耳を傾けるボノレノフ。 ← 聞こえるかっ！
拷 問がいつもの５割増しぐらいヤバくなっているフェイタン。 ← …犠牲者かわいそう。
デメちゃんを試験会場に向けて、ナナを吸おうとするシズク。 ← 生き物は吸えないのでは？
マチに作ってもらったナナのぬいぐるみをコピーして無限増殖させているコルトピ。 ← 怖いわっ！
マチに針を刺されたヒソカのぬいぐるみをさらに破壊するフィンクス。 ← …もうやめてあげて
円でナナの居場所を探ろうとするノブナガ。 ← やめて、悲しくなってくる…
エトセトラ・・・
「…ねえみんな、ちょっと落ち着きましょう。」
パクの声でハッと我に帰る旅団のみなさま。
「お、俺は今何を・・・」
「あ、デメちゃん何してるの？生き物はお掃除できないよ？」
「「「・・・このぬいぐるみどうしよう。」」」
「…はっ、どうせ俺の半径4mの円なんかじゃ使いもんにならねーってことだろ。」
「俺の聴覚もここが限界か…」
「…もうお前用済みね。」
そうしてまたアジト内には殺伐とした空気が流れるのであった…
(上に戻る。以下エンドレス。)
クロ「ナナ、早く連絡してくれ…」
番外編〜だって心配なんだもん〜→←テンション上がり気味の作者より
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村蓮(プロフ) - クラピカと蜘蛛が和解出来て本当に良かったです…！！！主人公ちゃんとクラピカの仲が悪くならなくて本当に良かったです(泣)シャルとのイチャイチャもトキメキ過ぎてどうにかなっちゃいそうです…/// この小説を読むのが毎日の楽しみです♪ (2022年6月29日 5時) (
レス) @page50 id: 51c88eb12b (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 番外編で腹筋崩壊しましたwww 嗚呼、吹いたコーラの片付けしなくては... (2020年7月5日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年9月14日 12時
